〇多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じるとともに、地域や4Ⅰ国は、令和5年6月に、2040年以降の社会を見据えた教育政策の在り方を示した「第4期教育振興基本計画」を策定しま第1章 基本的な考え方※※身体的・精神的・社会的に良い状態にあること。短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義などの将来にわたる持続的な幸福を含む概念10①グローバル化する社会の持続的な発展に向けて学び続ける人材の育成②誰一人取り残されず、全ての人の可能性を引き出す共生社会の実現に向けた教育の推進③地域や家庭で共に学び支え合う社会の実現に向けた教育の推進④教育デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進⑤計画の実効性確保のための基盤整備・対話日本社会に根差したウェルビーイングの向上国の「第4期教育振興基本計画」の考え方した。その基本的な考え方を参酌し、東京都の教育施策を展開していきます。以下、国の「第4期教育振興基本計画」の内容を抜粋して示します。教育の普遍的な使命学制公布から約150年。教育基本法の理念・目的・目標(不易)の実現のための、社会や時代の変化への対応(流行)コンセプト2040年以降の社会を見据えた持続可能な社会の創り手の育成〇将来の予測が困難な時代において、未来に向けて自らが社会の創り手となり、課題解決などを通じて、持続可能な社会を維持・発展させていく今後の教育政策に関する基本的な方針〇社会課題の解決を、経済成長と結び付けてイノベーションにつなげる取組や、一人一人の生産性向上等による、活力ある社会の実現に向けて「人への投資」が必要〇Society5.0で活躍する、主体性、リーダーシップ、創造力、課題発見・解決力、論理的思考力、表現力、チームワークなどを備えた人材の育成社会が幸せや豊かさを感じられるものとなるための教育の在り方〇幸福感、学校や地域でのつながり、利他性、協働性、自己肯定感、自己実現等が含まれ、協調的幸福と獲得的幸福のバランスを重視〇日本発の調和と協調(BalanceandHarmony)に基づくウェルビーイングを発信
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