21受検上の配慮について受検上の配慮について 都立高校の入試では、一般の学力検査において、日本語指導を必要とする生徒等に対する配慮を行っています。 また、障害のある志願者が受検する場合、学力検査や小論文(作文)、面接等において、検査方法、検査時間及び検査会場等について、受検上の配慮を申請することが可能です。76○国籍を問わず、入国後の在日期間に応じて、日本語指導を必要とする生徒等に対する学力検査実施上の配慮を行います。○日本に入国後6年以内で、配慮を希望する志願者に対し、第一次募集・分割前期募集及び分割後期募集・第二次募集における学力検査問題の共通問題について、ひらがなのルビを振った学力検査問題等での検査を実施します。○上記に加えて、日本に入国後3年以内で、配慮を希望する志願者に対しては、希望する外国語について、日本語に対する当該外国語の訳が記載されている辞書1冊、当該外国語に対する日本語の訳が記載されている辞書1冊の合計2冊(例:日中辞典と中日辞典)の持込みと検査時間の延長(10 分)の配慮があります。○所定の申請書により、出願時に志願する都立高校長へ申請します。○障害のある志願者が受検する場合、学力検査、小論文(作文)、面接等において、検査方法、検査時間及び検査会場等について受検上の配慮を申請することが可能です。○実際に行う配慮の内容は、在学する中学校等で受検者が現在受けている配慮の内容を十分参考にしながら、受検者の状況に応じ、個別に決定します。なお、障害のある受検者に対する配慮として、以下のような事例があります。○所定の申請書により、志願先の都立高校長へ事前に申請します。申請は、在学する中学校を通して行いますので、中学校の先生に確認してください(現在中学校に在学していない場合は、志願先の都立高校に申請します。詳しくは、志願先の都立高校に問い合わせてください。)。○都立高校への申請時期は、例年、12 月中旬頃となっています(令和7年度入学者選抜では、令和 6 年 12 月 20 日までに提出としていました。)。【受検上の配慮の例】障害等の内容視覚関係聴覚関係発達障害肢体不自由その他、疾病、怪我などに関するもの・問題用紙・解答用紙の拡大・拡大鏡等の持込み・補聴器の持込み・英語リスニングテストでの座席の配慮(スピーカーの近くなど)・面接等における筆談(メモ、ホワイトボードの使用など)・別室受検・検査時間の延長・問題用紙・解答用紙へのルビ振り・ICT機器の使用・記号選択式での受検・介助者の同行・家族による送迎・車いすの使用・エレベーターの使用・医療用器具(インスリン注射、吸入器等)の持込(糖尿病、喘息等)・飴、チョコレートなどの補食品の持込(糖尿病、低血糖等)・松葉杖(骨折)・タオル、ハンカチの持込、手袋の着用(多汗症) 等受検上の配慮(例)日本語指導を必要とする生徒等に対する配慮障害のある受検者に対する配慮21
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