変更後分割募集の廃止についてQ&A48※ 分割募集とは、募集人員をあらかじめ分割し、2回に分けて募集を行う方法です。第一次募集と同日程に実施する募集(分割前期募集)と、第二次募集と同日程に実施する募集(分割後期募集)があります。全日制課程(募集人員 160 人の学校の例) ※分割募集の廃止により、これまでの後期募集の分だけ各校の募集人員が少なくなるものではありません。 ●令和8年度入試からは、一橋高校、浅草高校、荻窪高校、砂川高校、八王子拓真高校の5校の昼夜間定時制高校でのみ引き続き分割募集を実施します。〔参考〕これまで分割募集を実施してきた全日制課程の高校は以下の21校ですので、受検する際はご留意ください。日本橋高校、八潮高校、蒲田高校、田園調布高校、深沢高校、竹台高校、大山高校、田柄高校、青井高校、足立新田高校、足立東高校、淵江高校、南葛飾高校、府中東高校、山崎高校、東村山高校、羽村高校、秋留台高校、野津田高校、中野工科高校、練馬工科高校●変更のイメージこれまでQ:なぜ全日制課程で分割募集を廃止するのですか?A:中学校卒業後の進路を決定する時期が早まっている傾向が強まり、分割募集を行う学校の中には、分割前期募集で不合格者を出したにもかかわらず、分割後期募集では募集人員より受検者数が下回り定員が未充足となる学校や、分割前期募集でも分割後期募集でも定員が未充足となる学校がありました。こうした状況を改善し、分割募集を実施する学校を志望する生徒がより多く入学することができるようにするためです。Q:昼夜間定時制課程で継続する分割後期募集は、第二次募集とどのように違うのですか?A:分割後期募集は、募集人員を前期と後期にあらかじめ分割して募集するのに対して、第二次募集は、第一次募集において募集した人数よりも入学手続きをした人数が下回り、募集人員に満たなかった場合にその学校が実施するものです。Q:分割募集の廃止によって受検の機会が減ってしまわないか、心配です。A:都立高校の入試の仕組みには、推薦入試、第一次募集のほかにも、第二次募集や通信制課程などの入試があります。推薦入試は1月に実施し、面接や小論文などによって選考するのに対して、第一次募集は2月下旬、第二次募集は3月に、それぞれ学力検査等により選考します。なお、第二次募集は全日制課程と定時制課程で日程を分けて入試を行います。このように、分割募集が廃止されても、様々な時期に様々な方法による入試が用意されています。これまで全日制課程で実施してきた分割募集を廃止し、第一次募集で選抜 します。昼夜間定時制では、これまでどおり継続して分割募集を実施します。11変更点 1令和8年度都立高校入試の実施方法の変更について
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