日本語指導ハンドブック
77/289

● 「漢字のパーツ表」1と36を組み合わせて「にんべん」 の欄に書く。「人が木に寄りかかって休む」ことの意味 を理解させる。● 次に「にんべん」で作れる部品を表から探し、「にんべ ん」の欄に書かせる。「何」「体」「作」を作れたら、「き へん」に進む。● 「へん」に「木」、「つくり」に「木」では何になる?(さら に木がもう一つ加わると?)「村」「校」を組み立てさせる。● 順次、他の「へん」についても組み立てさせる。 ※ごんべん等● つくりの部首を理解し、順次組み立てさせる。 ※さんづくり等● へんとつくりを 理解する。● 「たれ」−「まだれ」と「がんだれ」を81から100の中 から探して、「広」「店」「原」を組み立てさせる。● 「にょう」−「しんにょう(しんにゅう)」を81から100 の中から探して、「遠」「近」「道」「通」を組み立てさせる。● 「かまえ」−「もんがまえ」「くにがまえ」も同様に作らせる。 門・間・開・閉・関を作らせる。 図・国・園を作らせる。 ※「聞」は「耳」、「問」は「口」であることを教える。● 「あし」−105から132の中から、「こころ」を探し「思」 を作らせる。● 「かんむり」−「ウかんむり」「くさかんむり」「たけかん むり」「あめかんむり」「なべぶた」を順次作成させる。  字・室(「空」は「あなかんむり」)  花・草・茶● たれ、にょう、 かまえ、あし、 かんむり等を 理解する。1263 ワークシート学習項目学習の流れ◆ 漢字の「へん」や「つくり」等に着目させ、「パーツ表」を使って漢字を組み立てることで、  漢字を覚える。◆ 基本的な部首の名称と共に、どのような事柄と関係があるかが理解できる。◆ 小学校2年生までの漢字を習得できる。漢字の組み立てと部首 主な学習活動指導内容教材参考目標漢字の組み立てと部首

元のページ  ../index.html#77

このブックを見る