日本語指導ハンドブック
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● ワークシートに取り組み、理解を確認させる。● 身の回りのものの中から、合わせ言葉を見付けさせる。 <例> 窓ガラス  黒板拭き  筆入れ     本棚    消しゴム  下駄箱● 本時の学習を振り返 る。● 複合語を見付ける。● 既に学習した漢字を使い、複合語を作らせる。 <例> 飲み水   魚つり   水やり     虫とり    犬小屋   長ぐつ     古本    竹やぶ   麦ごはん 等● 既に学習した漢字を 使い、複合語を作る。● ワークシートに取り組ませ、漢字2字の複合語を理解 させる。 ❶ 関係のある漢字を組み合わせて漢字2字の言葉を ● 漢字2字の複合語を 理解する。● 複合語は、(名詞+名詞)(動詞+名詞)(名詞+動詞) (形容詞+名詞)(動詞+動詞)の5つのグループに分け られることを確認する。● 複合語の成分を考え、仲間分けをさせる。 たけうま  → (たけ+うま) ゆきだるま → (ゆき+だるま) あおむし  → (あおい+むし) はなび   → (はな+ひ) とびばこ  → (とぶ+はこ) やまのぼり → (やま+のぼる) むしとり  → (むし+とる) もちあげる → (もつ+あげる)● そのまま合わせる場合、合わせるときに濁音に変化す る音便等のあることを理解させる。<例 花火等>● 複合語の成分を考 え、仲間分けをする。61ワークシート1・2・3ワークシート1・2・3ワークシート41学習項目複合語学習の流れ発展◆ 複合語を集めることを通して、使える語彙数を増やすことができる。 主な学習活動指導内容教材参考目標合わせ言葉

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