● 例語の中に、濁音、半濁音、拗音、促音を含むものを 示し、今まで学んだひらがなと表記として何が違うか に気付かせる(「゛」がある、「゜」があるなど)。児童・生 徒が気付くことができたら、「か」と「が」の文字を見せ ながら教師がそれぞれ発音し、音の違いに気付かせる。 <例語の例> 濁音:うさぎ 半濁音:えんぴつ 拗音:じてんしゃ 促音:きって ★違いに注意が向くように、他の特殊音を含まない身 近な単語を選ぶようにする。 ★拗音の発音が難しい場合は「きや」を少しずつ早く 発音し、「きゃ」に近づけていくようにする。 ★促音の理解が難しい場合は、手を叩くなどしてリズ ムを取りながら、何も発音しない空白を入れるとい うことを理解できるように一緒に発音する。 ★長音は、表記上は違いがないので、下の活動などで、 促音と同様に、手を叩いたりしながら、長さの違いに 気を付けられる練習に取り組む。発音を示す際には、 「せんせい」ではなく「せんせー」と長音に注意する。● 例語を一緒に発音し、が行のカードを1枚ずつ見せな がら、それぞれ発音させる。● 取り上げる特殊音の部分だけ違う対(ミニマルペア) を見せ、違いに注意を向けながら、発音させる。 <ペアの例> 濁音:てんき/でんき 半濁音:ふん/ぷん 拗音:りゆう/りゅう 促音:さか/さっか 長音:おじさん/おじいさん● 濁音、半濁音、拗音を含む単語を練習させる。● 濁音、半濁音、拗音、 長音、促音について 理解する。49 平仮名・ 片仮名練習帳00学習項目学習の流れ1◆ 濁音、半濁音、拗音、長音、促音を理解することができる。濁音、半濁音、拗音、長音、促音 主な学習活動指導内容教材◆2目標ひらがな(濁音、半濁音、拗音、長音、促音)
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