● 児童・生徒の国と日本とを比較させる形で練習させる。 まず教師が、イラストや写真を示し、日本や東京などで 例を示す。「日本におすもうさんがいます。東京にスカ イツリーがあります。」 <例>中国 中国にパンダがいます。中国に万里の長城が あります。 バングラデシュ バングラデシュにトラがいます。バングラデ シュ にモスクがあります。● ワークシートに文を記入させてもよい。 ★描写できるものがあれば、自分の国ではなく、日本 の他の都市などでも構わない。● 「います・あります」 を活用した練習に取 り組む。28ワークシート1いますありますワークシート2にほんとわたしのくに 図上の異なる人物を使って、場所を聞き合う練習を させる。● 教室の中の具体物を使って、「○○はどこにあります か。」と児童・生徒に尋ねる。勉強した位置の言葉を 使って、「○○は○○の○○にあります。(例:ペンは 机の上にあります。)」という答えを引き出す。いくつか 教師から問う形で練習した上で、教師に質問をさせた り、聞き合わせたりする形で練習をさせる。● 表現に慣れた時点で、学校探検の地図に戻り、二人の 先生を同じ教室に配置し、「A先生はどこにいますか。」 と尋ねる。「A先生は○○にいます。」と児童・生徒が 答えたら、「B先生はどこにいますか。」と尋ね、「B先 生も○○にいます。」と「も」も指導する。他の例でも いくつか「も」を使う練習をさせる。● ワークシートを使って、町の様子を説明させてもよい。 ★「どこですか。」「○○です。」との違いを尋ねられた 場合は同じ意味であることを伝える。本課では教師 はできるだけ「います/あります」を使うよう心掛 ける。 ★「は」「が」の違いには、できるだけ触れず、何度も言 う形で慣れるようにする。発展 主な学習活動指導内容教材
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