日本語指導ハンドブック
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● 「右・左」の導入と同じように、椅子を机の前後に置き、 「椅子はどこですか。」と児童・生徒に尋ね、「前・後 ろ・中・外」を導入し練習させる。 ★児童・生徒からの目線での位置関係に気を付けると  ともに、「中・外」は「筆箱の中」「学校の外」などの  例を使って理解を促す。● 「上下左右」と同じように、教室の中の具体物を用いた り、体を動かしたりして、練習をさせる。● アクティビティ「8 宝探しゲーム」● ワークシートに取り組ませてもよい。● 「つくえの前・後ろ・ 中」の表現を使う。 学習項目 ❷● 同じ部屋で、異なるものが異なる場所に置かれている 2つのイラストを別々に示し、「○○はどこですか。」と 聞き合う練習をさせたり、児童・生徒が自分の部屋の 絵を描き、それを描写し、聞き取っているほうが正確に その絵を描けるのかといったような活動に取り組ませる。● 場所を聞き合う活動 に取り組む。26ワークシート3うえ? なか?アクティビティ8ワークシート4りんごはどこ?2発展 主な学習活動指導内容教材

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