日本語指導ハンドブック
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4128● 通学路の地図を示し、表現に関係する箇所を確認する。 (家、学校、信号、横断歩道、通学路等)● 信号に関係する表現を確認し、教師の後について言わ せたり、イラストを見せたりするなど、表現に慣れさせ る。その際、発話できるようにするというより、理解で きるようにすることに留意する。● 信号を守る/横断歩道を渡るなどの絵カードを作り、 「これはどこですか?」と聞きながら、児童・生徒に大 きい通学路の地図の該当の場所に絵カードを置かせる ような活動等をするとよい。 <絵カード例> ・信号を守る(青、黄色、赤、進む、注意、止まる) ・横断歩道を渡る ・通学路を歩く ・飛び出すと危ない● その他、学校の行き帰りに注意することについて、必 要な内容を確認する。● 学校の行き帰りに 関係する表現を理解 する。 学習項目 ❶● 絵カードなどで、単語(家、駅、バス停、○○小/中学  校、図書館、スーパー等)を確認する。● 「駅はどこですか。」などと尋ね、地図上に絵カードを置 かせていく。● 簡単な地図を示し、「今ここです。」のように会話の場 所を提示しておき、「駅はどこですか。」で尋ね、「まっ すぐすすむ」「ひだり」「みぎ」「みぎにまがる」(「たのし いがっこう」P.9右)等の表現を確認する。● 道順を尋ねる際の 表現を理解する。  学習項目 ❷ ❸ワークシート1目標学習項目学習の流れ◆ 学校の行き帰りに関係する表現を理解することができる。◆ 道順や料金を尋ねることができる。❶ 学校の行き帰りに関係する表現❷ ○○はどこですか❸ 道順を表す表現❹ ○○までいくらですか 主な学習活動指導内容「たのしいがっこう」❹教材がっこう の いきかえり使用教材

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