日本語指導ハンドブック
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● 場所カードを掲示し、そこに人物カードを近付けながら「(人物)は、 (場所)に行きます。」と言って、「に」が目的地を表すときに用いる 場所ということを視覚的に理解させる。その後、人物カードと場所 カードをめくりながら、「○は○に行きます。」と言う練習を行い、 ノートに書かせる。● 場所カードと手段カードを作って、それぞれの山を一枚ずつめくり、 出たもので文を作る。● 移動の目的地を表す場合に「に」を用いることを教える。● 英語などの前置詞と異なって、日本語の助詞は、名詞の後に付く ことを意識させながら「(人カード)は、(手段)で、(場所カード) に行きます。」のような文を練習させる。また、手段を表す「で」を 教えるときに「走って」「歩いて」も併せて示す。● 「○は、○に行きます。」22活動名内 容留意点関連する学習項目22(人物)は、(場所)に行きます。

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