日本語指導ハンドブック
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32● 名前を呼ばれたら 答える場面を理解 する。  学習項目 ❸● 児童・生徒の名前を板書し、「○○」と読み上げ、自分 の名前の書き方を理解させる。● 自分の名前を書く練習をさせる。● 自分の名前の書き方 を理解する。● 自分の名前を書く練習● 自己紹介を書く練習をさせる。● 自己紹介を書く練習ワークシート2わたしのなまえワークシート3よろしくおねがいします」00 果的である。● イラスト等(「たのしいがっこう」P.2右)を示し、自分の 名前を教師に呼ばれる場面を示す。教師と児童・生徒 の絵を指し、「私です、○○さんです。」と登場人物につ いて説明した上で、発話者を指しながら「○○さん」 「はい」と例を見せる。● 「○○さん」と児童・生徒の名前を呼び、手のひらで返 事を促す。さらに自身を指し、「私は?」と尋ねる。児童・ 生徒が複数いる場合は、お互いに名前を呼ばせ、返事 をさせる。● 教師が自分を指し、「私は?」と尋ねる。「○○さん」と 言った場合は、「○○先生」と訂正する。訂正時には、  イラスト等(「たのしいがっこう」P.15左)を見せ、「先 生」 の意味を理解できるようにする。「○○先生」と言え た場合は、正しいことを伝える。続いて、担任の先生や 校長先生など顔を知っている先生の写真を準備してお き、○○先生」という言い方に慣れさせる。発展 主な学習活動指導内容教材

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