33 PROFILE 専門教科:保健体育 教員を目指したきっかけ:「人に影響を与える」「人の変化を見届ける」 就職活動も並行して行っていた中で、お金には代えられない価値を生み出せる職業に民間企業にはない魅力を感じました。 出身地:東京都 Q 東京都の教員になるために、大学生のうちにしておくとよいと思うことは何ですか? A 自分で興味をもって追求したことは、教員としての力量を高めることにつながると思います。多様な業種や業界で働く人の書籍を読んだことで、結果的に自分の引き出しが増え、自分なりの目指す教師像が見えたと思います。 Q 教育実習に臨むにあたり、事前にどのような準備をしましたか? A 教育実習が始まれば目の前のことでいっぱいになると思ったので、生徒と関わる時間を大切にするため、教育実習で行う授業の構想、学習指導案やスライド等は全て実習前に準備しておきました。 Q 教職に就く以前に不安に感じていたことはどのようなことですか?また、そのことについて実際に教職に就いてどのように感じましたか? A 教員になる前も今もですが、いつも「自分が教員で本当に大丈夫なのか?」と不安になります。それでもたくさんチャレンジして、周囲の人に助けてもらって「若いうちに強気な失敗をしておく」ことが、今後の自身の経験値になると信じています。 Q 教員を目指す学生へのメッセージをお願いします。 A 「教員になる」ことを目標に試験対策することも大切ですが、それよりも自身が「一教員という仕事を通じて何を成し遂げたいか」を考えることはもっと大切だと思います。それが仕事に限らず自身そのものの生き方を決めると思っています。一緒に頑張りましょう! 東京都立翔陽高等学校 豊田 航希 先生
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