令和7年度 東京都教職課程学生ハンドブック
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5353 ○ 大学生活や学校ボランティア、社会体験等の多くは、人との関わりの中で行われます。これらの経験を通して、様々な人と関わることができる「コミュニケーション能力」を身に付けましょう。多様な立場や考えをもつ人たちが一つの目標を共有し、その達成に向けて力を合わせる過程は、地域や保護者等、様々な方々と連携しながら学校の教育目標を達成していく過程と共通しています。 ○ 「まとめる」「率いる」といった、リーダーシップを発揮する「統率力」は、授業力の6要素の一つでもあり、教員として身に付けるべき大切な力です。 ○ 様々な立場や考え方の人と意思疎通を図りながら、互いの主張などを調整していく必要があります。このような経験が「統率力」の源になります。 ○ 「組織貢献力」は、東京都教育委員会が「教員に求められる基本的な力」として示している力の一つです。組織の一員として「自分が役に立った」という成功体験をとおして、「組織貢献力」が高まります。 ○ 学生生活の中で、自分の取組や所属するサークル等の課題や問題点を発見し、その解決に向けて工夫したり努力を積み重ねたりすることで「課題解決力」が身に付きます。 ○ より高い目標に挑戦しようとすることで、現状の課題を発見することができます。試行錯誤することが、自分の「課題解決力」を向上させることになります。 コミュニケーション能力 統率力 組織貢献力 課題解決力

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