4343 学級経営の意義や、学級集団づくりについて、理解しましょう。 ◎学級について 児童・生徒にとって自分が所属する学級は、学校生活の基盤です。 この基盤が揺らぐようでは、児童・生徒は安心して学校生活を送ることができません。その意味で、学級経営とは、児童・生徒の生活を支えるという大きな意義をもっています。 ◎学級集団づくりの方法 清掃指導、給食指導といった日常的な指導の中に、児童・生徒の規範意識を高めるポイントがあります。 この積み重ねが学級全体のルールづくりにつながることを認識しておくことが大切です。 ◎学年・学校経営とのつながり 学級経営は校長の学校経営計画につながるものであり、よりよい学級経営にしていくためには、児童・生徒の発達の段階や実態に応じた学級経営計画を作成しなければなりません。 教育実習や学校ボランティアなどで、具体的な事例を通して学ぶことが大切です。 児童・生徒が人間的な触れ合いを通して、互いのよさを認め合い、自分らしさを発揮しながら自己実現を図ることなどが挙げられます。そのために、学級の規範づくりや教室の環境構成、学級集団づくりのための基本的な方法について学んでおきましょう。 Q 学級経営には、どのような意義があるのでしょうか? A 学級経営の意義は、学校生活の場である学級を、教育的効果が上がるよう組織し、(1)学級経営の意義と学級づくり 4 学級経営の充実に向けて
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