令和7年度 東京都教職課程学生ハンドブック
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4242 (※1)https://www.gakkohoken.jp/book/ebook/ebook_R010100/R010100.pdf (※2)https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/allergy/pdf/zenbun1.pdf (15)食物アレルギーへの対応 しましょう。 ついて情報収集し、学校での配慮や管理が必要な児童・生徒には「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」(※1)の提出を求めます。 それを踏まえて保護者と面談を行い、給食提供の可否等の学校の対応を決定し、管理職や養護教諭をはじめ、全教職員で情報を共有します。中には、給食において特定の食物を除去する対応をとっている児童・生徒もいますので、自分が担任する学級ではなくても、給食指導を行う際には注意が必要です。 食物アレルギーによるアナフィラキシーを経験したことがある児童・生徒は、特に注意が必要です。アドレナリン自己注射薬(エピペン®)を処方されている児童・生徒もいます。緊急時には、居合わせた教員が迅速に対応することが重要ですので、対応の手順について校内で定期的に確認しておきましょう。 東京都では、「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」(※2)を作成しています。身近に置いて、緊急時の対応を確認できるようにしましょう。 食物アレルギーに関する対応や発生時に必要な緊急対応について、理解Q 食物アレルギーの対応は、どのように行うのでしょうか? A 就学時健康診断や入学説明会などの機会に、児童・生徒のアレルギー疾患に

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