1~3月 4~5月 6~7月 8~ 12 月 1111 新年度が始まり、教員と生徒、そして生徒同士に新しい出会いがあります。在籍していた小学校や前年度からの引継事項を確認し、生徒一人一人の特性及び配慮が必要な点等を把握した上で、1年をスタートします。 ●学級内の組織づくり 生徒同士がよい関係を築き、互いに高め合える学級集団となるように話し合わせたり、必要な委員や係等を決めさせたりして、生徒の自主的な活動を促す組織づくりをします。 ●教室環境の整備 教室環境の整理整頓と美化に努め、安心して学習に取り組むことができるよう環境を整えます。 ●学年通信、学校ホームページ等の活用 学年・学級通信を発行したり、HPを活用したりして、学年・学級の様子や生徒が成長している姿を積極的に保護者等に伝えます。 生徒同士の関係ができて学級としての一体感が高まり、教員としても喜びを感じられる時期です。様子が気になる生徒には意識して声を掛け、どの生徒にとっても安心できる学級を目指します。 ●通知表(票) 生徒一人一人の努力や成長をしっかりと把握し、本人や保護者に伝えられるようにします。渡すときには、学習面の成果だけでなく、生活面の成長についても積極的に評価し、次への意欲をもてるようにします。 ●進路指導 夏季休業開始前後に三者面談等を実施します。 夏季休業明けは、生徒の生活や心身の状況、行動面などに変化が表れやすい時期です。生徒の様子を見守り、コミュニケーションをとるなどして、配慮が必要な生徒を把握します。 また、この時期は学校行事等をとおして、生徒が大きく成長する時期です。生徒の取組の様子を保護者に伝え、成長を共に喜びます。 ●進路指導 中学3年生にとっては、将来の進路を考える大切な時期です。保護者も含め、本人の進路についてよく話し合い、進路指導をします。 1年間のまとめの時期です。今年度の成長をしっかり振り返らせるとともに、次年度以降につながるように、生徒一人一人の努力や成果を評価し、今後の新たな目標をもたせます。 ●次年度を迎える準備 生徒一人一人の学習の状況や、健康面・生活面の配慮事項、特性などをまとめ、次年度の学級担任や進学先の学校等に引き継ぎます。 (2)中学校の1年間(例) ① 学級経営を通して
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