令和5年 度東京都教職課程学生ハンドブック
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−51− ○ 様々な⽴場や考え方の⼈と意思疎通を図りながら、互いの主張などを調整していく必要があります。このような経験が「統率⼒」の源になります。 ○ より高い目標に挑戦しようとすることで、現状の課題を発⾒することができます。試⾏錯誤することが、自分の「課題解決⼒」を向上させることになります。 コミュニケーション能⼒ ○ ⼤学生活や学校ボランティア、社会体験等の多くは、⼈との関わりの中で⾏われます。これらの経験 を通して、様々な⼈と関わることができる「コミュ ニケーション能⼒」を⾝に付けましょう。多様な⽴ 場や考えをもつ⼈たちが一つの目標を共有し、その 達成に向けて⼒を合わせる過程は、地域や保護者等 、様々な方々と連携しながら学校の教育目標を達成 していく過程と共通しています。 統率⼒ ○ 「まとめる」「率いる」といった、リーダーシップを発揮する「統率⼒」は、授業⼒の6要素の一つでもあり、教員として⾝に付けるべき⼤切な⼒です。 組織貢献⼒ ○ 「組織貢献⼒」は、東京都教育委員会が「教員に求められる基本的な⼒」として示している⼒の一つです。組織の一員として「自分が役に⽴った。」という成功体験を通して、「組織貢献⼒」が高まります。 課題解決⼒ ○ 学生生活の中で、自分の取組や所属するサークル等の課題や問題点を発⾒し、その解決に向けて工夫したり努⼒を積み重ねたりすることで「課題解決⼒」が⾝に付きます。

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