−44− A 学校⾏事や保護者会、家庭訪問や個⼈面談、問題発生時など、保護者や地域住⺠等と対面する様々な場面を想定し、ロールプレイなどの演習を通して、適切に対応する方法を理解しておきましょう。 意すればいいのでしょうか︖ ◎保護者対応の基本 教員は集団の一員として児童・生徒を捉え、保護者は自分の⼦供を通して学級や教員を⾒ています。この視点の違いが、教員と保護者の認識の違いを生むことがあります。保護者と関わるときは、できるだけ保護者の⽴場に⽴って、相手の気持ちを思いやりながら対応することが⼤切です。 また、学校に協⼒してくださる地域の方は、学校教育への関心が高いだけではなく、地域や学校への強い愛着をもっています。その意味で、最⼤の敬意をもって接することが⼤切です。 ◎保護者・地域の方々との会話のヒント ●話を聴くときは、相手の表情を⾒ながら、適度に相づちを入れる。 ●話すときは、相手の気持ちを思いやり、要点を簡潔に話す。 ●丁寧で、分かりやすい⾔葉を使う。 ◎電話をするときのヒント 電話で保護者と話すときは、次のようなことを⾔葉にして付け加えると、信頼関係の構築に役⽴つことがあります。 ●児童・生徒が頑張っていることや、よい⾏い、成⻑した点など ●児童・生徒への励ましや、保護者の協⼒へのねぎらい ●協⼒していただいたことへの感謝 保護者や地域住⺠等の意⾒や要望等を適切に受け⽌め、対応することの重要性を理解しましょう。 (5)保護者・地域との連携 Q 保護者や地域住⺠等と連携・協⼒していくために、どのようなことに留
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