令和5年 度東京都教職課程学生ハンドブック
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−42− Q 特別支援教育を学校で⾏う際に必要なことは何ですか︖ A 視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、知的障害、情緒障害、自閉症や学習障害及び注意⽋陥多動性障害等の発達障害に関する基礎的な知識を⾝に付けましょう。 また、特別な支援を必要とする児童・生徒へ適切な支援を⾏うために、学校の組織的な対応を理解することが⼤切です。 特別支援教育についての取組 東京都教育委員会では、「特別支援教育推進計画(第⼆期)」に基づいて、様々な取組を実施しています。計画の基本理念は、「共生社会の実現に向け、障害のある幼児・児童・生徒の自⽴を目指し、一⼈一⼈の能⼒を最⼤限に伸⻑して、社会に参加・貢献できる⼈間を育成」することです。 東京都教育委員会では、日本語指導が必要な児童・生徒が学校生活に適応するために、学習の⽤語や学校生活等の具体的場面を取り上げ、日本語指導に活⽤できる「日本語指導ハンドブックその1(初級者対象)」及び「日本語指導ハンドブックその2(中級者対象)」を作成しています。 https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/document/japanese/handbook.html 特別支援教育について、基本的な知識の習得や特別な支援を必要とする児童・生徒への具体的な指導方法を⾝に付けるとともに、関係機関との連携の在り方について理解しましょう。 出入国管理法の改正などに伴う在日外国⼈の増加等を背景として、日本語指導が必要な児童・生徒が増加しています。日本語指導の基本的な事項について理解しましょう。 ⽇本語指導ハンドブック (3)特別な支援を必要とする児童・⽣徒の多様なニーズに応える 教育の実現 ① 障害のある児童・⽣徒への指導と支援 ② ⽇本語指導が必要な児童・⽣徒の指導

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