−40− 東京都公⽴小・中学校の不登校児童・生徒数は、平成25年度以降増加を続けています。また、その内訳は、小・中学校ともに学年進⾏に従って増加しています。 児童生徒の問題⾏動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査より Q 不登校の未然防⽌や早期対応のために、どうすればよいのでしょうか︖ A 日頃から全ての児童・生徒にとって学校が安全・安心で魅⼒ある場所であるよう努めるとともに、登校をしぶっている、教室に入りたがらない、元気がないなど、気になる様⼦が⾒られたときは、他の教職員と連携してその児童・生徒の情報を収集して状況を把握し、分析できるようにしましょう。 不登校対応についての取組 東京都教育委員会では、全ての教員が児童・生徒の状況に応じた適切な支援が⾏えるよう、「児童・生徒を支援するためのガイドブック〜不登校への適切な対応に向けて〜」を作成し、都内公⽴小・中学校に配布しました。 不登校の現状や不登校の児童・生徒への支援の在り方について、理解しましょう。 ガイドブックは、以下のホームページでも⾒ることができます。 https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/guidebook.html 不登校の要因は、本⼈に係る状況の「無気⼒・不安」、学校に係る状況の「いじめを除く友⼈関係をめぐる問題」、家庭に係る状況の「親⼦の関わり方」などが多くなっています。 ⑤ 不登校児童・⽣徒への支援
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