令和5年 度東京都教職課程学生ハンドブック
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−30−https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/parent.html 指導方法を工夫するとともに、教材・教具等を活⽤し、個に応じた指導ができるようにしましょう。 学習指導要領の「前文」には、これからの学校には、一⼈一⼈の児童(生徒)が「持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる。」と示されています。これを実現するための取組を挙げてみましょう。 Q 東京都教育委員会では、どのような取組をしていますか︖ Q 児童・⽣徒の学⼒向上を図るために、どのようなことをすればよいですA まず、国や都などの学⼒調査結果等を活⽤し、児童・生徒の学習の状況A 令和4年度から地域⼈材・資源活⽤推進事業を⾏っ ています。これからの時代に求められる資質・能⼒を 育むために、外部⼈材・地域資源を有効に活⽤しなが らカリキュラム・マネジメントを推進し、社会や地域 と連携してより良い学校教育を目指すことを目的として、都内公⽴学校17校を推進校として指定しています。推進校は、持続可能な社会の創り手となる資質・能⼒を育む教育活動を実施し、その取組の普及・啓発を図っています。 3 教育活動の充実に向けて (1)教科等の指導①児童・⽣徒の学⼒向上②持続可能な社会の創り手を育成するか︖ を把握・分析し、課題等を明らかにします。 次に、課題解決に向けて、授業改善に取り組むな ど、児童・生徒一⼈一⼈の課題に応じた指導方法を 工夫しましょう。 さらに、「お⼦さんの学⼒向上のために⼤切なこ と」を活⽤し、保護者等とも連携を密にし、児童・ 生徒の学⼒の向上を図ります。

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