令和5年 度東京都教職課程学生ハンドブック
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−21−Ⅲ 教員になりたいと思っている人に学んでほしいこと 子供に対する深い愛情と教育に携わる者としての自覚と責任をもち、子供のよさや可能性を引き出し伸ばす⼒を⾝に付けましょう。 礼節を⾝に付け、学校教育に関する知識や幅広い教養を⾝に付けるために学び続けましょう。 (1)教育に対する使命感と豊かな人間性 (2)教員として必要な教養 Q 子供のよさや可能性は、どのように引き出したらよいのでしょうか︖ A 子供と関わる中で、子供のよい⾏いや、豊かな感性が表れた発⾔などに気付いたら、⼤いに褒め、価値付けをしましょう。また、学習の状況や⽇常会話などから子供の興味・関⼼を把握し、更に追究できるような⾔葉掛けや⽀援を⾏いましょう。 子供の個性や成⻑について、折に触れて保護者にも伝えるようにしましょう。 Q 教員として必要な教養を身に付けるために、どのようなことを経験しておけばよいのでしょうか︖ A 社会人としての⾝だしなみや⾔葉遣い、⽴ち居振る舞いなど、基本的な接遇マナーを⾝に付けておきましょう。 また、⽇頃から新聞を読んだり、ニュースを⾒たりする習慣を付け、教育に関することはもちろん、国内外の政治や経済など、最新の社会の動向を把握するようにしましょう。文化や芸術等に親しむ機会をもつことも⼤切です。 1 教員であるということ

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