−19− 94~5月6~7月~ 月1~3月一人一人の児童について、前年度の担任と障害特性や⾏動特性などの引継ぎを⾏います。特にアレルギーや禁忌事項については、確実に⾏います。また、個別指導計画や学校生活⽀援シート(個別の教育⽀援計画)を作成し、児童の実態と課題を明確にします。 ●教室環境の整備教室内を活動ごとにスペースに分けたり、ロッカーに分かりやすいマークを付けたりするなど、児童にとって分かりやすい教室環境を工夫します。保護者との関係づくりを図るために、児童を中心として、共に育てるという姿勢をもちます。また、連絡帳の様式や記入⽅法を工夫して、効果的に情報共有ができるようにします。水泳指導が始まります。プールでの活動はより一層の安全管理が⼤切です。指導体制や内容など綿密に計画し、児童が楽しく安全に取り組める活動になるよう留意します。 ●校外での学習校外での学習は、事前・事後を含めた一連の活動となるよう計画します。しおり等を活用し、児童が⾒通しをもって参加できるようにします。熱中症や水の事故防止について指導し、保護者会でも注意喚起します。夏季休業日が終了した学期始めの時期は、児童の心⾝の状況や⾏動に変化が表れやすく、生活指導上の配慮が必要です。家庭や地域での生活の様子などを早目に把握し、教員間で情報を共有します。 ●学校⾏事の取組日々の学習の成果を発表し、保護者等に伝える機会として、一人一人の児童が活躍できるように、教員同士で十分に話し合います。一年間のまとめの時期です。今年度の学びの成果が、次年度以降も十分生かされるよう、一人一人に新たな目標をもたせます。 ●健康管理の徹底児童の健康管理は年間を通して常に意識する必要がありますが、インフルエンザが流⾏する時期は特に留意が必要です。生命に関わる場合がありますので、健康観察や保護者との連絡を普段以上に密にとり、早期に対応します。今年度の学びの成果と学習の到達点を明確にし、次年度にどのような指導を⾏うか、参考になる引継資料を作成します。(2)特別支援学校(小学部の場合)の一年間(例)①学級経営を通して12 ●保護者会の実施●夏季休業前の生活指導●次年度を迎える準備
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