23456 ■4 評価(評価方法) ● テーマについて、思い付いたことを言葉にしてマッピングし、書く材料 集めている。(ワークシート) ● それぞれのエピソードについて、様子やその時の気持ちを詳しく日本 語で表現している。 (ワークシート) ● 自分で文章を推敲する方法が分かり、原稿用紙の正しい使い方で書い ている。(ワークシート) ■5 在籍学級(在籍校)との連携 ● 在籍学級で音読発表をさせ、感想をもらう。自信をもって、自分の考え や思いを発表し、それを仲間に認めてもらうことは、中学校生活への大 きな自信につながる大変重要な経験になる。学級担任と相談し、在籍 学級の児童に簡単な感想カードを配布する。発表後、感想カードに書 いた内容を数人が発表する。【本モデルの活用例】・ 樹形図を利用して作文を 書くことは繰り返し行うこ とで、普段から書くことの 抵抗を少なくすることが できる。86具体的な様子指導・支援の工夫主な学習活動「原稿用紙の使い方」(ちびむすドリルより)2 「始め・中・終わり」で、どう組み立てて書いていくか、大体の計画を立てる。● マッピングしたメモから、書きたいことを選ぶ。● ワークシートで「はじめ・中・おわり」に書くことを決めて記入する。3 選んだメモを使って書きたいことを話しながら文に書いていく。4 文章の推敲の仕方を知る。● 書いた文章を読み直し、自分で添削する。5 原稿用紙の使い方を知り、正しく書く。6 字形を整え、丁寧な字で清書する。7 書いた文章を、在籍学級の仲間に発表する。● 簡単な構成を自分で考えさせ、ワークシートにまとめさせる。または、書きたい内容について児童と話し合いながら選択し、板書で簡単な組み立てを視覚的に示すことで、文章全体のイメージをもたせる。● 一文が長い場合は、短くし、接続詞でつないでいくように指導する。● 主語と述語がねじれないよう、意識して書かせる。● 表現したいことが上手く言えない場合は、口頭で言い換えてサポートする。● 推敲記号を学び、自分で読み直して推敲できるように指導する。● 原稿用紙の使い方のきまりについて、具体例を基に分かりやすく伝える。● ワーク等を宿題にし、原稿用紙の使い方に慣れるようにする。● 自分の書いた文章を音読することで、学びながら書いた文章表現が自分の表現として定着するようにする。移動教室についての取材メモ(樹形図)小学生【後半】タイプ別に見る日本語指導モデル ●10タイプ C 2/2
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