345 ■4 評価(評価方法) ● 様々な産業があることを理解し、自分に関係のある国や日本の産業調 べに意欲的に取り組んでいる。(観察・ワークシート) ● 産業に関わる教科の用語を理解し、自分に関係のある国の産業につい て「○○がさかんです」を用いて紹介している。(観察・ワークシート) ■5 在籍学級(在籍校)との連携 ● 産業の学習の後半(まとめ)に、児童が関係のある国の産業を紹介する ことで、第6学年で取り組む、世界の国々の産業についても、意識を向 けることができる。【本モデルの活用例】・ 6年社会「世界の中の日本」などの 学習・ 総合的な学習の時間での各国の産 業紹介 など78具体的な様子指導・支援の工夫主な学習活動3 本時の目標を確認する 「自分の国の産業を紹介しよう。」4 自分の国の産業について調べる。 T : みんなが住んでいた所(国)で は、何をつくっていましたか。先 生に教えてください。 S : お米をつくっていました。 S : 自動車? S : わからない。● タブレットなどで調べる。5 調べたことをまとめる。 T : 日本では、機械工業がさかん です。自動車をつくっています。 世界中の多くの国で、日本の自 動車が走っています。● 自分の国の盛んな産業、工業についてワークシートにまとめる。6 調べたことを発表する。 S : イエメンでは、農業がさかんで す。コーヒーを作っています。 S : フィリピンでは、農業がさかん です。バナナがとれます。フィリ ピンのバナナは、日本のスー パーマーケットにあります。● 人(担当教員や在籍学級の友達)に教えるということを伝え、学習への目的意識をもたせる。● 事前に学習内容を伝え、家族に聞くなどしてもよい。● 教師の作成したカードを見せる。● 分類などの分かりにくいところは、教師がサポートする。● タブレットで調べたことをそのまま書くのではなく、自分が理解できる言葉に直して書くよう伝える。● まとめに使う文型を用意する。 「(国)は、ーー 業が盛んです。○○がとれます。/○○を作っています。/○○を育てています。」● 自信をもって発表できるよう、声に出して、練習をする。小学生【後半】タイプ B 2/2タイプ別に見る日本語指導モデル ❻
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