■4 評価(評価方法) ● 時刻と時間、また、その違いを理解し、一日の生活について説明してい る。(観察) ● 教科とその名前を理解し、時間割表の読み方を理解している。 (観察) ■5 在籍学級(在籍校)との連携 ● 学校行事や在籍学級での学習の予定などの中から扱うとよいものを 学級担任と話し合い、年間を通して、様々な日本語表現で日程や予定 について理解して、話せるようにする。【本モデルの活用例】・ 「日・月・火・水・木・金・土」だけで練習する。「にち げつ かー すい もくきん もく きん どようび つぎは にちようび」を 「Sunday Monday Tuesday ・・・ Sunday comes again.」という英語 の歌のメロディーに合わせて練習するとよい。66具体的な様子指導・支援の工夫具体的な様子243 主な学習活動指導・支援の工夫主な学習活動「時刻と時間」(ちびむすドリルより)「生活表」(ちびむすカレンダーより)3 教科名と時間割の表し方を理解する。● 教科書クイズに取り組む T : (教科書や遊具を見せながら) これは何の教科ですか。 S : 国語です。● 自分の時間割表を書く。● 「○曜日の△時間目は何でしょうクイズ」や「○時間目の時刻クイズ」に取り組む。 T : 月曜日の3時間目は何ですか。 S : 図工です。 T : 3時間目の始まりは、何時です か。 S : 10時40分です。● まとめの時間割クイズに取り組む。 T : 月曜日の3時間目は何ですか。 始まりと終わりの時刻を教えて ください。 S : 体育です。始まりは、10時40分 で、終わりは11時25分です。4 時間の意味を理解する。 T : 算数の学習時間は、何分間で すか。 S : 45分間です。 T : 給食は、何分間ですか。 S : 30分間です。● 本学習に当たっては、以下の資料が活用可能である。 ◆『日本語指導ハンドブック』(デジタルブック「「⑨時間割を説明する」 ◆『たのしいがっこう』ワークシート「⑨じかんわり」● 実際に使っている教科書やノート、教室等の画像を見せながら、教科の名前がすぐに言えるようにする。● 在籍学級の時間割や自程表を入手しておく。時間割表には始まりと終わりの時刻も書き込ませ、教科のイメージをはっきりともたせながら、表を完成させる。● 時計の模型を使いながら、一日の生活の流れを確認しながら、考えて答えられるようにする。● 作成した時間割表を見ながら、聞かれた順序で文型を整えて答えられるようにする。● 時計の模型を使って、時刻と時間の意味の違いを視覚的に分かるようにする。● 実際の時間割の時程を使い、日常生活の体験から、時間を理解できるようにする。5 自分の一日の生活について説明をする。● 自分の一日の生活について、ワークシートにまとめる。● ワークシートを基に、説明する練習をする6 これからの学校行事の日付と時間について説明をする練習をする。7 終わりの挨拶● 本学習に当たっては、以下の資料が活用可能である。 ◆『たのしいがっこう』ワークシート 「⑧がっこうのいちにち」● 自分の一日の生活について説明する活動を通じて、言い慣れるようにする。● 今後の学校行事(運動会や学習発表会などを画像で説明すると共に、開始時刻・自分の発表時刻を保護者に説明できるように練習する。● 本学習に当たっては、以下の資料が活用可能である。 ◆『たのしいがっこう』ワークシート 「⑧がっこうのいちねん」 ◆ちびむすドリル「生活表」「じこく とじかん」小学生【後半】 2/2タイプ Aタイプ別に見る日本語指導モデル ❷
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