日本語指導ガイドライン
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■■ キーワード・学校だより・国際理解・国際感覚ガイドライン児童・生徒、保護者等の理解促進中野区立中野東中学校6-3[ 学校だより][ We are Global 今月の国 ]60日本語指導推進ガイドライン 6-3全ての児童・生徒や保護者と地域の理解促進実際の様子成果児童・生徒や教員の感想今後に向けて取組のポイント取組 学校だよりの1コーナーを活用し、帰国生徒等の関係のある国や地域の情報を掲載することで、学校全体で、国際理解を促進し、国際感覚を養う。● 一年を通じ、毎月1回、学校だよりを発行  巻頭言下に、「We are Global 今月の国」というコーナーを設定している。 〈掲載までの流れ〉  ❶ 帰国生徒保護者会で、保護者に説明する。  ❷ 国や地域が重ならないよう、各学年から代表生徒を推薦してもらう。  ❸ 校長から趣旨を説明し、協力の同意を得る。  ❹ 校長が昼休みにインタビューし、情報を収集する。  ❺ 同意が得られれば、画像の提供を受ける。  ❻ 記事をまとめ、生徒本人に最終確認をする。  ❼ 教員全体で内容を確認し、発行する。      ■第 6 章 専門性の向上と理解促進● グローバルで恵まれた環境であることを生徒や保護者・地域に発信することで、学校評価「本校は● これまで掲載したコーナーをまとめて、学校掲示板で紹介することで、更に多くの人たちにも発信し、理● 昼の放送でインタビューの様子を発信するなど、発● 掲載項目は、生徒が興味のあるテーマに変えたり、生徒同士のコミュニケーションに資する内容にする国際交流が盛んで、グローバルな学校である」に対する、生徒の肯定的評価が99.2%と増加した。〈教員〉● 生徒が世界のいろいろな国で、どのような生活をしていたのかを知ることができ、ためになった。● 紹介された生徒は嬉しそうにしていた。学級での会話も増えたようだ。 〈生徒〉● このコーナーを読んで、興味をもった国について、 更に調べたいと思った。● コーナーが小さく、情報量が少ない。もっといろい ろなテーマについて知りたい。解を広げていくとともに、内容も改善する。展させていくことも可能である。などの工夫を加える。 〈令和6年度に取り上げた国や地域〉  5月号 オーストラリア「多民族・多国籍の実情」  6月号 カナダ「French Immersion:フランス語での学習」  7月号 シンガポール「現地での学校生活の様子」  9月号 *中野・ウェリントン友好交流ホームステイの様子を紹介❶  10月号 中野・ウェリントン友好交流ホームステイの様子を紹介❷  11月号 中野・ウェリントン友好交流ホームステイの様子を紹介❸     *中野・ウェリントン友好子ども交流ホームステイに6名参加学校の特長を生かした「学校だより」による発信

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