日本語指導ガイドライン
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   ■■ キーワードガイドライン・やさしい日本語・研修教職員の理解、資質・能力の向上都立青梅総合高等学校6-2「やさしい日本語」の表現に直しましょう!−青総定時編−◆今週土曜日の文化祭で生産品56[ 研修の様子 ][ 演習例 ]日本語指導推進ガイドライン 6-2全ての教職員の理解促進と資質・能力の向上実際の様子成果児童・生徒や教員の感想今後に向けて取組のポイント取組 「やさしい日本語」についての研修を実施することで、授業をはじめ様々な場面で、外国につながる生徒等に配慮した日本語を使う意識をもつ。● 第1回(6月)• 学習言語、日本語の難しさについて• 外国人の日本語の使用状況について• 「やさしい日本語」の基本(「はさみの法則」)• わかりやすく伝えるための10のルール ◆ 高等学校で日本語の授業を行うにあたって、「やさしい日本語」を用いること  で、外国につながる生徒たちの日本語に対する困難さを緩和できることが  期待される。教員が「やさしい日本語」の考え方を知り、それを意識した言葉  遣いを日常的に行えることを目指して校内の教員に向けた研修を実施する。● 第2回(9月)• 「やさしい日本語」を使うための演習• 学校からの文書等を誰にとっても分かりやすい内容にするための工夫について ◆日常で使われている日本語を「やさしい日本語」で表現する演習を行う。   (「演習例」参照)また、他校の事例等を示しながら、多様な言語的背景の人た  ちに伝わる文書の書き方について学ぶ。■第 6 章 専門性の向上と理解促進 の販売を行います。➡今週土曜日に、文化祭があり ます。 野菜や花を売ります。◆夏季休業期間中の令和6年8月 13日(火)から8月15日(木) まで、学校閉庁日のため、本校 1階経営企画室の窓口業務と 職員室対応を停止します。➡8月13日から15日まで、学校 は休みです。先生はいません。 事務室の人もいません。注意 してください。● 教員が「やさしい日本語」を使う意識をもつことが● 「やさしい日本語」の考え方を使って、授業内での● 生徒が混乱する口癖(「はい」や「ちょっと」等)に気を付けて話すことを心掛けるようになった。● 表現の仕方を考える意識付けができた。〈生徒の教員の日本語に対するアンケート結果〉● 教員の日本語については「分からない」と感じる生徒は少数であるが、難しいと感じている生徒は多い。できた。説明を行うようになった。〈教員〉● 普段使っている言い回しの中で、分かりにくい表現があることを知ることができた。               ※研修後に実施 • 全部わかる・大体分かる・・・・・6名 • 分かるけど難しい・・・・・・・・・・・5名 • 分からない・・・・・・・・・・・・・・・・・・1名特に書類に関してはまだ難しい表現が多くあるため、「やさしい日本語」版の作成を進めていく。「やさしい日本語」に関する研修の実施

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