日本語指導ガイドライン
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■■ キーワードガイドライン・全教科・科目 ・授業改善教職員の理解、資質・能力の向上都立田柄高等学校6-2[ 日本語授業見学会     3科目を公開 ][ 校内研修(第1回) ][ 校内研修(第1回)資料 ]55日本語指導推進ガイドライン 6-2全ての教職員の理解促進と資質・能力の向上実際の様子成果児童・生徒や教員の感想今後に向けて取組のポイント取組 全ての教科・科目において日本語指導の視点を取り入れた授業改善を行うことで、特定の教科や担当者に限定されない、組織的な支援の充実を図る。● 生徒の困り感を学校全体で共有する。 6月 人権講話(教員・生徒対象)「多文化共生社会に生きる」   7月 在留資格に関する研修(教員・生徒対象)  9月 日本語指導の視点を取り入れた授業改善の校内研修(第1回) 擬似体験ワークショップで「もどかしさ」を体験 当事者目線で必要な 支援を考える。        ● 日本語指導の視点を得る。 8月 教職員研修センター専門性向上研修等に参加 9月 専門性向上研修参加者からの報告(職員会議) 日本語指導の視点を共有し、授業改善に繋げる。 日本語指導の視点を取り入れた授業改善の校内研修(第1回)  大学教員及び学生による授業見学  助言とワークショップ(既存の工夫や取組を日本語指導の視点で       捉える)10月 日本語指導研究協議会 大学や日本語学校等、外部専門機関の教員及び学生、都立高校の教 員等が日本語指導の時間を見学後、放課後の日本語指導の現状と課      題について協議11月 日本語授業見学会 国語(通常クラス)、国語(取り出し)、歴史探究(取り出し) 小中高の教員の参観・意見交換会を生かし授業改善12月 日本語指導の視点を取り入れた授業改善の校内研修(第2回) 「やさしい日本語」の視点から現状の見直し■第 6 章 専門性の向上と理解促進● 教員の経験から「効果が見込まれる」と考えた手● 他校の取組や専門家の助言により、新たな視点から現状と課題の捉え直しと方策の検討ができた。● 中学校日本語学級教員等、新たな日本語指導に関● 概念的知識の有無が高校での学習に影響を与えていると思った。概念的知識があれば、ある程度● 個々の教員の取組を校内で共有する。(研究授業等)● 教科で取り上げる単元(年間の指導計画)を外部コーディネーターと共有し、教科と放課後の日本● 他校との交流(相互授業参観)を行い、新たな視● 日本語指導に関わる学校間のネットワークとして法について、その裏付けとなる日本語指導を学び、その効果について確信をもつことができた。自身の授業を改めて振り返り、個々の活動の意味や意義を確認することができた。するネットワークができた。〈教員〉● 人数が多いクラスには、生徒同士の対話などの活動ができるメリットがある。対話の相手は教員だけではない。生徒同士の学び合いもある。日本語を身に付ければその学習は進んでいく。● 高校での授業を知ることで入学までに必要なこと(言葉の概念を含めた包括的な力)が分かった。語指導との連携を図る。点からの現状と課題の把握を継続する。今後も日本語指導研究協議会を開催する。その際、協議の時間や形態などを工夫し、質的改善も図る。日本語指導の視点を取り入れた授業改善に向けた取組

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