■■ キーワードガイドライン・各種資料の活用・進路指導活用できる教材・資料江戸川区立□西中学校5-3[ 日本語学級に設置した資料 ][ 「東京の学校生活」を 一人1台端末で視聴 ][ 高校入学試験レポート ]49日本語指導推進ガイドライン 5-3日本語指導に活用できる教材・資料実際の様子成果児童・生徒や教員の感想今後に向けて取組のポイント取組 「東京の学校生活」や高校入試に係る資料等を活用して日本の教育制度等について知ることで、生徒の主体的な進路選択を支援する。● 「東京の学校生活」(中学校編⑥進路)を視聴させ、中学校卒業後の進路につい て、生徒の考えを確認する。● 時期や生徒の様子に応じて、入試制度や高校見学について説明する。● 必要に応じて、「令和6年度東京都立学校に入学を希望する皆さんへ(英語版、 中国語版、 韓国版)」等のウェブサイトを紹介する。(一人1台端末を活用)● 授業で使用した資料は保護者にも読んでもらい、志望する学科や志望校等につ いて家庭で考えをまとめて、三者面談等で学級担任と話すよう助言する。● 生徒がいつでも閲覧できるよう、高校入試関係の資料を日本語教室内に設置 する。■第 5 章 日本語指導プログラムとコース設計 を促すことができた。〈生徒〉● 高校の種類や学科を知って、進路について考える ことができた。● 私立高校に行こうと思っていたけれど、「東京の学校生活」を見て都立高校に行きたいと思った。● 英語版の進路ガイドを読んで、高校でかかるお金が分かった。これを親に見せれば話し合える。〈教員〉● 動画や資料を見せたことで、生徒から具体的な進路希望が聞けるようになった。進路指導を進めていく。もつ。今後は小学校併設校である特徴も生かし、小学生や保護者にも参加してもらい、中学生が自身の進路について見つめ直す機会としても活用する。日本の教育制度や高校の種類を知り、自らの進路について考える。導入提示資料 「東京の学校生活」「多言語高校進路ガイダンス」 等目標を設定し、目標と今の自分の力を把握し、どのような力をつけたいか考える。目標設定提示資料 卒業生による入試レポート、作文の出題例、面接の質問例 等自分の過去、現在、将来について考えて、モデル文を参考に書く。考える提示資料 「自分のことノート」、作文の出題例 等作文の出題形式や面接の質問文に合わせて、自分のことを表現する。形にする提示資料 作文の出題例、面接の質問例実際の入試に近い形で練習を重ね、適切な形で自分のことを表現できるようになる。仕上げる提示資料 作文の出題例、面接の質問例※受験時の様子や受験に向けて頑張って ほしいこと等を記入してもらっている。● 「東京の学校生活」を視聴したことで、主体的・具体的に進路について考える様子が見られた。● 多言語版の進路ガイドを読むことで、入試制度や費用など、日本語では難しい情報についても理解● 学級担任に指導内容を報告し、連携を取りながら● 3月に進路報告会を行い、卒業前の3年生に体験談や後輩へのアドバイスを話してもらう機会を「東京の学校生活」等を活用した、主体的な進路選択の支援
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