日本語指導ガイドライン
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4 特集学校の組織的な取組取組の概要学校の概要取組のポイント日本語指導の充実に向けて(校長から)1年間の流れ月 内容等項目 羽村市立武蔵野小学校 4月 職員会議 5月 日本語指導関係者会議③ 個別の指導計画の作成・確認 6月 人権講話①(児童対象) 「多文化共生社会に生きる」(ふれあい月間) 7月 DLA実施 8月 日本語指導関係者会議⑤ 2学期の日本語指導についての共有10月 日本語指導関係者会議⑥ 個別の指導計画の見直し11月 人権講話②(児童対象) 「これからの国際社会を生きる」(ふれあい月間)12月 研修会②(教員対象) 1月 特別の教育課程の編成 次年度の指導に向けた教育課程の作成 2月 新入生保護者会 3月 幼稚園・保育園の聞き取り 幼稚園・保育園等の担当者からの情報共有●本校は、米軍横田基地の住居が学区に隣接し、外国人のコミュニティなどがある。●一定数の外国籍の児童が在籍しており、在籍児童のうち13名が、日本語指導教室を利用している。●市の援助を受けて、放課後オンラインで日本語指導を受けている児童が2名いる。●指導・支援を行き届かせるためにも、常に取組を見直し、授業等の工夫改善に取り組んでいる。●日本語指導担当教員は加配教員1名である。市内には同様の日本語指導教室が他に3校あり、年間4回の日本語指導コーディネーター連絡会において、研修や情報交換等が実施されている。●全教職員が国籍に関わらず、子供の困り感に寄り添い、必要とする支援を積極的に行っていく。●様々な国の文化や人々と触れ合い、知るだけではなく、それを受け入れる豊かな心情が育つ機会を設定している。●羽村市教育委員会による年間4回の日本語指導コーディネーター連絡会では、市内4校の日本語指導担当教員が集まり、授業研究や協議、各校の取組についての情報交換等を通して、各校における日本語指導の充実を図っている。●近隣の日本語指導を行っているNPO施設などを訪問し、外国人児童生徒等に対する理解の促進と日本語指導の方法について学び、校内で共有している。●「対話と協働」を大切に、児童の立場に立ち、日本語指導担当教員と学級担任が連携を密にするとともに、子供の使用言語が話せる外国語コーディネーターの意見も参考に、児童・保護者に寄り添いながら安心感を与えられるようにしている。●保護者とのやりとりが日本語だけでは難しい部分があるので、外国語コーディネーターとも連携を図り、日本語指導の趣旨について丁寧に説明し、理解を得ている。●教科指導の進度や在籍学級における困り感を毎回共有しながら、指導につなげている。日本語指導担当教員から学級担任への授業後のフィードバックも即日実施している。日本語指導関係者会議① 日本語指導が必要な児童の把握、情報共有アセスメント 日本語指導関係者会議② 今年度の指導体制について日本語支援員との打合せ 在籍学級での支援の在り方についての共有運動会 日本語指導関係者会議④ 1学期の成果と課題の共有通知表の作成 三者面談(保護者対象) 個別の指導計画を活用しての成果と課題の確認研修会①(教員対象) 学習発表会 日本語指導関係者会議⑦ 日本語指導の「特別の教育課程」の編成についてアセスメント 職員会議 日本語指導関係者会議⑧ 成果と課題の共有と次年度の日本語指導について本校における日本語指導教室について実態把握し、授業支援や日本語指導教室のクラス分けに活用必要に応じて、日本語指導の時間に日本語に係る課題を取り上げて指導日本語能力の共有と指導・支援の充実に向けて情報交換1学期の成果の共有日本語指導の手だてと実際(外部機関訪問)必要に応じて、日本語指導の時間に日本語に係る課題を取り上げて指導個に応じた支援の充実について本校の日本語指導教室についての紹介日本語の上達度の確認と次年度のクラス分け資料の作成本年度の日本語指導教室と次年度の体制について互いを尊重し、自ら学びに向かい表現することを楽しむ児童の育成

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