■■ キーワードガイドライン・組織的な支援アセスメントの実施都立田柄高等学校4-1[ 放課後の日本語指導 ][ オンラインアセスメント ]42日本語指導推進ガイドライン 4-1 アセスメントの実施実際の様子成果児童・生徒や教員の感想今後に向けて取組のポイント取組〈1学期の例〉● 日本語指導担当者会議 第4回 放課後の日本語指導や取り出し授業による日本語の習得状況を確認 課題 「通常クラスに移動した生徒が取り出しクラスに戻ること」 意見 • 通常クラスに移動後も放課後の日本語指導を継続することが大切 • 取り出しクラス担当が通常クラスに相応しい日本語の能力があると 認めることは重要● 放課後の日本語指導外部コーディネーターとの打合せ 課題 「出欠状況と学習への動機づけ」 方策 • 出欠状況を担任と共有、面談を実施し学習のねらいを生徒と共有 オンラインアセスメント等の結果の活用や、データを全教員で共有することで、入学当初から生徒の日本語の習熟度に応じた適切な支援を実施する。● オンラインアセスメント(J-CAT)の活用 • 結果を活かした取り出し授業や放課後の日本語指導のクラス分け● 日本語指導担当者会議(日本語指導委員会) • 日本語指導コーディネーターを中心に、国語科、地歴・公民科、数学科、理科、 外国語科、1学年、教務部の教員が、取り出し授業や放課後の日本語指導を中 心に協議 • 4月に2回、以降は定期考査ごとに開催し、取り出し授業の対象生徒の入れ替 えについて検討● 外部支援団体との連携 • TEPRO、外部コーディネーター及び特定非営利活動法人と連携し、放課後の 日本語指導を実施■第 4 章 継続的なアセスメントと個別の指導計画 とで、例年よりも早くクラス分けをすることができ、習熟度に応じた指導を開始することができた。● 習熟度が数字で示されるため、生徒と学習について共通理解を図りやすかった。語学習の目標を立てさせることができた。担っている。各クラスの状況についても毎月報告書及び打ち合わせにより、学校と共有している。〈生徒〉● 前よりも言葉が分かるようになった。嬉しい。● 自分の気持ちを相手に伝えられるようになった。● 漢字をいっぱい習った。日本語が上手くなりたい。● 授業が分かるようになった。日本人と話したい。的な取組を確立する。業改善を行う。また、放課後の日本語指導においても個々の生徒の課題に応じたクラス分けを目指す。 ● アセスメントの一つとして、オンラインアセスメントを実施したことにより習熟度が数値化されたこ● 個別の指導計画を活用した面談をとおして、日本● 外部コーディネーターが放課後の日本語指導の取りまとめ役となっており、個々の講師への連絡等を● 日本語指導委員会を中心として、外部コーディネーター、学年、分掌、教科の連携を強化し、組織● 項目ごとの結果(聞くこと、語彙、文法、読むこと)を教科と共有し、個々の生徒の課題を踏まえた授オンラインアセスメントと個別の指導計画を活用した組織的な支援
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