■■ キーワードガイドライン・日本語指導担当・担任 ・共有体制整備への支援世田谷区立上北沢小学校3-1[ 週案簿の共有 ][ 教科指導(国語科) ワークシートの共有 ][ 「たのしいがっこう」を 活用した学習 ]37日本語指導推進ガイドライン 3-1日本語指導の体制整備への支援実際の様子成果児童・生徒や教員の感想今後に向けて取組のポイント取組 年間を通じて、放課後等を活用し、日本語指導担当と学級担任で児童の頑張りや困り感を共有することで、児童一人一人に応じた指導・支援の充実を図る。● 連携方法 • 放課後や専科の空き時間(給食補教)に、口頭で実施する。● 日常的な連携 • 国際教室での指導前に、学級と日本語指導での様子を共有し、指導・支援の 方法を具体化する。• 国際教室での指導後に頑張りや困り感を共有し、指導・支援の方法をお互い に見直すとともに、児童が理解しやすい手だてを共有することで、「安心でき る授業」を実施し、児童の「心の支え」となるようにする。• 在籍学級の週案を共有し、教科指導の進□状況を把握することで、国際教室 での指導に活用する。具体的には、児童が教室で十分に情報を把握できてい ないこと( 「今週、社会で発表があるね。」)等、各教科等の学習の見通しをも たせる資料として活用する。● 日本語指導担当教員による教科指導の補助• 目標や支援方法の設定、確認• ワークシート(段階別)の共有• 他児童の提出物(ロイロノート・スクール、ワークシート)を参考に、完成イ メージの可視化、学びの共有• 実態に応じて、学習内容の先行、並行、後行学習• 実態に応じて母語を使った学習、支援(翻訳アプリ、「たのしいがっこう」等)■第 3 章 日本語指導が必要な児童・生徒の受入れ体制 し、一人一人の実態に応じた指導につなげることができた。をすることで、在籍学級においても、各児童が達成感を味わいながら、学習に前向きに取り組むことができた。〈学級担任〉● ロイロノート・スクールを使用した教材やクラス課題を共有することで、児童のできることが増えた。〈日本語指導担当教員〉● 放課後だけでなく、専科や給食補教等の空き時間を把握し、学級担任と共有する時間の設定に努めたが時間の確保が難しかった。的に活用していきたい。間や方法について、引き続き検討していく。※管理職への提出時に、日本語指 導担当教員にもコピーを提出● 学級や個別指導以外での児童の頑張りや困り感を共有し合うことで、めあてや支援方法を具体化● 学級で取り組むことが難しい場合でも、学級担任と相談し、児童の日本語の能力に応じた課題設定● 共有時間の確保や、研修会で学んだことなどの情報共有に、Microsoft TeamsなどのICTも積極● 学級担任と共有する時間の設定ができるよう、時学級担任と連携した、指導・支援方法の明確化・具体化
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