■■ キーワード・学校全体・情報発信ガイドライン施設・設備の確保・整備都立青梅総合高等学校2-4[ 多言語版月間行事予定 ][ 「夏季休業中の諸注意」 (やさしい日本語版) ][ ICT通信による自動ルビ振り 機能について情報提供 ]35日本語指導推進ガイドライン 2-4日本語指導に関する施設・設備の確保・整備実際の様子成果児童・生徒や教員の感想今後に向けて取組のポイント取組 学校全体で情報発信の方法を配慮・工夫することで、外国人生徒等やその保護者が必要な情報を得られるようにする。● 月間行事予定の多言語化(教務部) • 外国につながりのある児童・生徒の学習を支援する情報検索サイト「かすた ねっと」に掲載されている「予定表作成ツール」を利用し、フィリピノ語、英語、 タイ語の3か国語対応のものを作成している。● 各教科の資料、ワークシートへのルビ振り等(各教科) • ルビ振りや多言語併記、定期考査での英語での解答を可能にするなど、各教 科が可能な範囲で対応している。● 長期休業中の生活上の注意(やさしい日本語版)の作成(生活支援部) • 長期休業前に配布する生活に関する注意を、やさしい日本語で簡潔に示した ものを通常のものと表裏印刷で配布している。● 学校徴収金等の通知のルビ振り等(経営企画室) • 引き落としの通知等で、難しい単語にはルビを振っている。また、日本語と英 語で「重要 日本語を読むのが苦手な場合は、誰かに訳してもらってくださ い。」等の文面を記載している。● ルビ振りツールの周知(ICT委員会) • Wordのファイルに自動でルビを振れる機能を紹介し、教職員に使いやすい ツールの共有を図る。■第 2 章 日本語指導実施に向けた環境整備 の授業中心の対応から、事務連絡や各分掌からの配布物まで対象が拡大してきており、学校生活全体を通して、多言語ややさしい日本語による情報発信を行う環境が整ってきている。〈教員〉● ツール等を共有してもらえるのは、助かる。〈生徒〉● 多言語版月間行事予定等について、アンケートで60%以上の生徒が「役に立つ」と回答対する不安や負担感を軽減できるようにする。● 各教職員が、自分の担当の中で対応を考えられるような雰囲気を醸成することができた。これまで● 新規異動者に向けて、留意事項や対応方法、対応事例等をまとめた資料を作成し、慣れない対応に学校全体で取り組む、情報発信に関する配慮や工夫
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