日本語指導ガイドライン
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 ■■ キーワード・英語・空間ガイドライン施設・設備の確保・整備中野区立中野東中学校2-4[ 昼休みのISS ][ ALTとの会話 ][ ゲームを楽しむ様子 ]33日本語指導推進ガイドライン 2-4日本語指導に関する施設・設備の確保・整備実際の様子成果児童・生徒や教員の感想今後に向けて取組のポイント取組 「英語限定空間」(昼休み)を設けることで、海外で身に付けてきた英語の能力を維持できるようにする。● 一年を通して、ALTが来校する昼休みに実施している。  • 校舎内の一角に、International Spaceship Station “ISS”(英語限定空間)  を設け、Scrabble(英語を学べるボードゲーム)、すごろく、Quiz、フリートー  ク等のブースを設置している。• 昼休みに、興味のある生徒がISSを訪れ、興味のあるブースに参加している。• 異学年とも交流可能、教員も参加して英会話を気軽に使い、学んでいる。• 英語を母語とする生徒や得意な生徒にとっては、英語力を維持する役割も  ある。• 日本の学校に慣れない生徒にとっては息抜きの時間ともなる。• 英語を話せる「心の教室相談員」も参加することで、悩みをもっている生徒が  相談しやすい雰囲気をつくる。■第 2 章 日本語指導実施に向けた環境整備 〈教員・管理職〉● 帰国生徒で教室に入りづらい生徒が、この環境を好んでいた。て実施することも検討する。〈生徒〉● 日常的に英会話で発散できるので嬉しかった。できれば毎日開催してほしい。きた。は、以前のように英語を存分に話せる。実施していくことが望まれる。を話せる環境も整備していく。● 常に英語を恥ずかしくなく使える空間ができた。● 英語に興味をもつ生徒が増えた。● 日本人同士でも英語で会話する環境ができた。● 教員が必ずしも取組に立ち会うことが難しいという課題はあるが、今後は保護者等の協力を得● 強制ではないので、英語を楽しんで使うことがで● 授業では周囲に合わせて英語を使うが、ISSで● 公立の中学校にいて、ネイティブの英語に触れられる機会があるのは、校内留学のようで楽しい。● より多くの生徒に利用してもらえるよう工夫する。● コミュニティ・スクールとして地域の方と協力して● 現在は英語に限定しているが、今後は様々な言語英語力発揮のための国際宇宙ステーションInternational Spaceship Station

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