■■ キーワード・在籍学級・連携ガイドライン日本語指導の指導体制羽村市立武蔵野小学校2-1[ 学級担任との連携(ノート)][ 学級担任との連携(話す様子) ][ 授業で活躍する児童 ]27日本語指導推進ガイドライン 2-1日本語指導の指導体制実際の様子成果児童・生徒や教員の感想今後に向けて取組のポイント取組【具体的な取組】 第3学年 国語「こまを楽しむ」(説明文) 日本語指導教室で、先行授業を行うことで、在籍学級の授業で、こまの種類 や特徴を発表することができた。 年間を通じて在籍学級での学習内容や児童の課題、日本語指導による成果等を学級担任と日本語指導担当教員が共有することで、日本語指導の指導内容の改善・充実を図る。● 日本語指導での取り出し授業の後に、学習内容や児童の様子をノートに記し、 学級担任と共有する。 〈内 容〉 • 学習内容(教科の内容や活動)• 児童の様子(できるようになったことや支援方法など)• 特記事項(次回の連絡・児童に関する特別な連絡) 〈記入例〉 • 句読点に気を付けて文を書くことができました。 • 自分から端末を使って調べたり、母語と比較したりしていました。 • 長い文章の読み取りは難しいようですが、文章を区切って考えると、 内容を読み取ることができました。● 在籍学級での困り感や日本語指導でできたこと等と、在籍学級で活用する方法 を学級担任と打ち合わせる。● 在籍学級での児童の様子を共有し、次の指導につなげる。■第 2 章 日本語指導実施に向けた環境整備 かり、指導の質の向上につながった。〈学級担任〉● 日本語指導により、漢字の読み方が分かるようになると、学級や家庭での音読がスムーズに行えるようになった。きるようになった。〈児童〉● 日本語指導で学習したことが、テストにも出て、問 題を解けて嬉しかった。語指導での授業展開では、より重要な項目に絞ったものにしていく必要がある。くったり、動画で見られるよう工夫したりするなど、日本語指導の指導状況を学級担任が把握する機会をつくる。● 日本語指導での学習が学級での指導に直接的に生き、児童の学習内容への理解が促進された。● 学級担任との連携をより密にすることで、児童の学級での様子や日本語指導での様子の違いが分● 日本語指導で先行して学習に取り組んだことで、学級での国語の授業が分かり、発言することがで● 日本語指導の時間に比べて、学級での授業の進度が速い。先行授業や並行授業を行うときに、日本● 学級担任は授業のため、日本語指導の様子を見ることができない。指導の様子が見られる時間をつ学級担任との連携による、指導内容の改善・充実
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