[ ガイドライン1-7ガイドライン1-7(スウェーデン ウプサラ市立図書館・チューリップ幼稚園等)■1 関連項目 「よりよい学校生活に向けて」■2 取組のポイント 地域の図書館や幼稚園等、子供と保護者が図書に容易にアクセスできる環境 を担保することで、社会全体で子供たちの言葉の能力を伸長する機会を提供する。■3 主な取組内容〈図書館(ウプサラ市)〉〈幼稚園(ウプサラ市)〉■4 成果 ● 子供が学校に行っていない期間でも読む気持ちになるようサポートしている。 ● 幼稚園に図書館があることで、保護者が図書館に行かなくても本にアクセス できる環境を整え、保護者に対し、読むことの大切さを伝えることができている。(スウェーデン チューリップ幼稚園)■1 関連項目 「よりよい学校生活に向けて」■2 取組のポイント 幼児が母語やスウェーデン語を楽しく身に付けられるよう、絵本に登場する もの(人形やトラック等のおもちゃを箱に入れてセットしている)等も活用しな がら本を読む機会を提供する。■3 主な取組内容〈幼稚園(ウプサラ市)〉■4 成果 ● 幼児のつながりのある国等に関する掲示やスウェーデン語に触れる機会を ● 子供たちが実物に触れながら、本を読み、言葉を楽しみながら覚えることが できている。また、本を借りたり、アプリを活用したりして、家で読む保護者も いる。26園内の小さな図書館● 園児とつながりのある、様々な言語の本が並ぶ。様々な言語の絵本● ウプサラ市の児童図書館でダイアローグブックリーディング● 新しい言葉や語彙を増やすための質問を予め付箋に書いて貼っておき、読む際に活用する。日本語指導推進ガイドライン 1-7よりよい学校生活に向けて 増やしスウェーデン語を身に付ける機会を積極的に設けている。■第 1 章 外国人児童・生徒等を対象とした日本語指導の特徴等への理解 つながりのある国についての掲示言葉に触れる工夫は、80言語の蔵書がある。絵本セット● スウェーデン語の絵本に加え、多言語の同じ絵本と絵本の内容に関連した人形などがセットになっている。子供たちが読むことを楽しめるよう工夫している。図書館法には、全ての市民が図書館にアクセスできなければならないことや、子供、若者、違う母語をもつ子供への配慮についても明記されている。全ての子供たちが図書にアクセスできる環境の提供本を読むことを通じて、言葉の能力を育む
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