日本語学級だより「渋谷区立神宮前小学校 | 配布文書 | 日本語 学級だより」ガイドライン1-7ガイドライン1-7(渋谷区立神宮前小学校)■1 関連項目 「よりよい学校生活に向けて」■2 取組のポイント 普段は別々に学習している児童同士がオンラインでつながる交流会を実施 し、互いを知る機会をもつことで、仲間とともに日本語学習に取り組む意欲を 喚起する。また、保護者や学級担任も視聴・参観できるようにし、児童の日本語 学習への取組を理解する好機とする。■3 主な取組内容 実施形態: 校内通級児童は日本語学級で、校外通級児童は自宅から参加(45分) 主な内容: ❶ 自己紹介(名前、学校・学年、つながりのある国、好きなこと) 紹介する内容については、授業で予め画用紙に書いておき、提示 ❷ クイズ(児童が作成) 図書館で見つけた、なぞなぞの本を基に、 スリーヒント問題を出題 誰もが答えられるよう、スリーヒントにする ことを児童が提案 ❸ 世界のじゃんけん(児童のつながりのある国) 自分の国のじゃんけんを紹介後、皆で楽しむ。 ❹ ゲーム(教員が作成した「虫取りゲーム」)■4 成果 ● 児童からは、「色々なゲームをしたり、皆で遊んだりして楽しかった。」などの 感想が、参観した保護者からは、「あんなに日本語を話せるんですね。」など 喜びの声が聞かれた。 ● 司会の児童の姿は、他の児童にとってロールモデルを知る機会となった。交 流会で知り合った仲間の掲示物を見付け、楽しそうに話す姿も見られた。 ● 在籍学級の学級担任とも動画を共有することで、堂々と日本語を話す児童 の様子を理解してもらうことができた。(江東区立大島幼稚園)■1 関連項目 「よりよい学校生活に向けて」■2 取組のポイント 翻訳機やICTを使って、互いの言語が異なってもコミュニケーションが取れるよ うな体制を整備することで、保育者と園児、保育者と保護者等が円滑にコミュニ ケーションを取ることができる。また、園児の発する言葉(日本語以外も含む)を生 かし、日本語で確認する機会をもち、言葉や表現に触れる機会にすることができる。■3 主な取組内容 ❶ 使用言語によるコミュニケーション ● ポケトークや通訳アプリの活用 ● 園児の使用言語が話せる保育者による通訳 ❷ イラスト等を活用したコミュニケーション ● イラストの活用 〈帰りの会〉歌詞の理解補助 ■4 成果 ● 保育者が園児や保護者とコミュニケーション25日本語指導推進ガイドライン 1-7よりよい学校生活に向けて 一日の振り返りや 明日の流れの確認 をするための道具だったポケトークについて、 「これがあれば、言いたいことが伝えられる」と 園児たちも認識し始め、夏以降は、自分たちで も活用を始めた。また、園児同士で「作り方を教 えて?」や「いいよ。一緒に作ろう!」など、互いを 理解した言葉がけが見られるようになった。■第 1 章 外国人児童・生徒等を対象とした日本語指導の特徴等への理解 参加する児童全員が活躍できるよう、内容や構成を工夫している。明日の流れについて、毎日伝える内容(「あさのしたくをする」、「おべんとう」、「かたづけ」等)は絵カードで、日によって変わる内容は、保育者が絵を描いたり、やりとりをしながら伝えている。「今日は、何が楽しかった?」への「outside」との園児の答えに、「そう、外で遊んだのが楽しかったんだね。」と日本語でも確認している。翻訳機やICT等を活用した円滑な伝え合いオンラインでつながる「夏のお楽しみ交流会」
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