日本語指導ガイドライン
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■■ キーワードガイドライン・共に楽しむ・部活動よりよい学校生活に向けて都立青梅総合高等学校1-7[ 部活動の様子 ❶ ][ 部活動の様子 ❷ ]24日本語指導推進ガイドライン 1-7よりよい学校生活に向けて実際の様子成果児童・生徒や教員の感想今後に向けて取組のポイント取組〈サッカー部での取組〉● 日本人生徒5人、外国人につながる生徒6人で活動をしている。国籍に関係なく、生徒同士がコミュニケーションを取り、互いに意見を出し合いながらサッカー(フットサル)を楽しくプレーすることを目指している。 共通の言語(日本語・英語)やボディランゲージを用いてコミュニケーションを図ることで、部員が一体となって部活動を楽しめるようにする。● 部内のルールで、基本的なコミュニケーション言語は日本語を使用することとし、簡単な日本語でのコミュニケーションを行えるよう指導を行っている。また、練習試合のチームは言語に関係なく組み、コミュニケーションの機会を増やすよう工夫している。● プレーの荒さなどから部員間の対立があった際には、試合の様子を動画に撮り、それを見ながらプレーの検証を行う取組を行った。客観的に自分のプレーを見ることで、指導内容が理解でき、国籍を問わず生徒のプレーの改善につながっている。視覚的な情報をもとに話をすることで、言語では理解が不十分な部分を補いながら、部員が安全なプレーに対する共通認識を養うことを目指している。■第 1 章 外国人児童・生徒等を対象とした日本語指導の特徴等への理解 ● 言語によるコミュニケーションを活発にし、日本語● 地域の大会への参加等、一つの目標に向かって皆● 簡単な日本語やボディランゲージによるコミュニケーションが増えてきた。現在、生徒は全員がとて● 日本人生徒も外国につながる生徒と意見を交わしながら、共にプレーすることができるように● アンケートでは外国につながる生徒は「楽しい」と回答した。一部「楽しいが、日本語が大変」というもに楽しそうに活動に取り組んでいる。なった。回答もあった。を使う場面を多くできるようにしていくことで、日本語によるコミュニケーションの機会を増やせるようにしていく。で頑張っていることを確認できるような取組を充実させる。意見を出し合いながら、共に楽しむ部活動

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