日本語指導ガイドライン
24/92

■■ キーワードガイドライン・生徒の活躍・自己肯定感よりよい学校生活に向けて都立青梅総合高等学校1-7[ 学校説明会 ❶ ][ 学校説明会 ❷ ]23日本語指導推進ガイドライン 1-7よりよい学校生活に向けて実際の様子成果児童・生徒や教員の感想今後に向けて取組のポイント取組 「特別の教育課程」を履修する生徒を中心に、入学希望者に対する説明会で、在校生が学校生活などに関する質問に回答したり、本校での学びを紹介したりする機会をもつことで、自己肯定感の醸成を目指す。● 第1回学校説明会で、通常の説明会場とは別に外国人生徒等向けの会場を設け、「やさしい日本語」を用いた説明会を実施する。参加申し込みの際に別会場での参加希望が出せるようにし、参加者を募る。● 会場での説明では、本校に在籍する外国人生徒等が、普段の学校生活を話す機会をつくるなど、実際に学校でどのように学んでいるかが伝わるよう工夫する。● 質問コーナーを設け、参加者が不安に思っていることや気になっていることに対して、生徒の視点から答える。● 説明会後は校内見学ののち、他の参加者とともに、本校農場での収穫体験や個別相談を実施し、本校に対する理解を深められるようにする。[ 英語版説明資料 ]■第 1 章 外国人児童・生徒等を対象とした日本語指導の特徴等への理解 ● 英語での対応は、一定のニーズはあるものの、対● 令和6年度は10組以上の参加者に対して説明を行うことができた。支援団体を通さない参加者も● 説明する生徒は、温かな雰囲気で分かりやすく伝えることができており、本人にとっても、自分の経複数おり、ニーズに対応した取組になっていたと考えられる。験を人に伝える、よい機会となった。〈説明会参加者に対するアンケートの結果〉● 全員が「満足」と回答〈教員〉● 話を聞いてもらえてよかった。● 生徒がフレンドリーに対応してくれた。〈生徒〉● 人の前でしゃべるのは、とても緊張した。象者が英語話者に限られてくる。今後、様々な母語の方を対象にするために、やさしい日本語での対応を中心に実施していくことを検討している。外国人生徒等の協力による「学校説明会」の実施

元のページ  ../index.html#24

このブックを見る