1頁3 令和6年6月 東京都教育委員会〜 多文化共生社会に向け、共に学び成長する児童・生徒の育成を目指して 〜10172162「日本語指導推進ガイドライン(実践編)」は、令和6年3月に作成した東京都の日本語指導の手引きである「日本語指導推進ガイドライン」の実践事例集です。令和6、7年度「東京都日本語指導推進校」である6校及び日本語指導推進ガイドライン作成委員会の委員の取組、その他、学校や地区等の訪問先で実践されている事例を掲載しています。これらを参考にしていただき、各学校の実態に応じた取組の充実につなげていただきたいと考えています。令和6年度の東京都の調査では、日本語指導が必要な児童・生徒は、都内公立学校に6,935人在籍しており、今後も増加傾向は続いていくことが予想されます。本書の実践が各学校に広がることで、日本語指導が必要な児童・生徒一人一人の実態に応じた指導・支援の充実が図られることを願うとともに、引き続き、本書と併せて、「日本語指導推進ガイドライン」を参考に、各学校における日本語指導の推進をお願いいたします。 令和7年3月 東京都教育委員会特集実践例目 次日本語指導推進ガイドライン日本語指導推進ガイドライン(令和6年3月)以下の実践例は、「日本語指導推進ガイドライン」の項目に沿って示しています。学校の組織的な取組 〜日本語指導推進校の取組から〜日本語指導担当教員の1年 〜日本語指導推進校の取組から〜 ● 江戸川区立□西中学校(13) ● 都立青梅総合高等学校(15)「外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメントDLA」 モデル地区の実践報告 日本語指導推進校や地区等の取組 ■第 1 章 外国人児童・生徒等を対象とした日本語指導の特徴等への理解 (22) ■第 2 章 日本語指導実施に向けた環境整備 (27) ■第 3 章 日本語指導が必要な児童・生徒の受入れ体制 (37) ■第 4 章 継続的なアセスメントと個別の指導計画 (42) ■第 5 章 日本語指導プログラムとコース設計 (48) ■第 6 章 専門性の向上と理解促進 (52)「タイプ別に見る日本語指導モデル」指導の実際 ● 羽村市立武蔵野小学校(4)● 中野区立中野東中学校(6)● 都立田柄高等学校(8)● 世田谷区立上北沢小学校(11)はじめに
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