日本語指導ガイドライン
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ガイドライン4-1日本語指導担当教員の捉える力・育む力の向上を目指して18文部科学省 外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメントDLA目的主な取組今後に向けて「結果報告会」について連絡会の協議用シートについて       ------ 教員対象の調査から ------● 評価参照シートがあることで、今後の目標やカリ● DLAにより退級の目安を知ることができた。● 実施方法を実際に見ることで、評価や支援の仕方● DLAを通して、学級担任や日本語指導担当教員で● 日本語指導の根拠となる、児童・生徒の日本語の能力を把握・分析することの必要性を実感しても● 協議では、DLAの実施中に児童・生徒が見せた姿と普段の指導内容との不一致に気付き、重点キュラムについて組み立てやすくなった。が分かった。対象児童の共通理解を図ることができた。らうことを目的に、連絡会の課題として設定した。を置くべき指導内容が明確になったとの声が聞かれた。また、日本語指導の時間を充実させるだけでなく、それ以外の時間も活用しながら、日本語指導の充実を図っていくことが重要であることを改めて認識し、読書活動等の取組を始めたとの報告もあった。■1 日本語指導担当教員のDLAを実施する能力の向上   ●DLA講習の受講(全校)   ●DLA実施時に日本語指導担当教員も同席し、自らもアセスメントを実施   ●結果報告会における協議■2 外国人児童・生徒等支援連絡会等におけるDLA実施結果の活用   ●DLAを実施して、指導内容を変更した児童・生徒について協議●これまでもDLAに取り組んでいる「日本語学級」において、実施及び活用の充実を図る。●DLAの実施等に関する資質向上研修を実施し、日本語指導加配教員のDLAを実施する能力の向上及び計画的に実施する体制づくりを目指す。   〈協議用シートの内容〉❶実施前の指導 ❷DLAの結果 ❸実施後の指導●日本語指導担当教員を対象とした研修会の実施  (日本語指導教室での授業観察等)●DLA実施者の養成(都教育委員会の研修を活用)●今年度実施校におけるDLAの継続的な実施●日本語指導加配校以外へのDLAの実施●DLAの活用例の収集・周知・啓発日本語指導推進ガイドライン 4-1 アセスメントの実施協議用シート(一部抜粋)墨田区における取組

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