日本語指導ガイドライン
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■■ キーワード・DLA ・校内委員会・他校連携ガイドライン2-2世田谷区立上北沢小学校12連携を視点とした日本語指導・支援日本語指導担当者会議(日本語指導推進委員会)実際の様子今後に向けて● 今年度同様、アセスメント(DLA)を実施し、児童の日本語の能力の把握等に基づく、指導・支援計● 区内の支援校へDLAの実施方法を紹介したり、実施時に見学する機会をもったりするなど、各校● 国際教室での児童の様子から明らかになった内● 国際教室での取組に対して、校内の教職員による理解を深めてもらえるよう、具体的な日本語指導画を作成する。でDLAを実施できる体制をつくっていく。容を基に、児童理解研修を実施していく。の方法や、在籍学級でも活用できる取組を紹介する機会をもつ。 委 員 : 日本語学級担当教員、在籍学級担任、養護教諭、管理職 内 容 : 日本語指導担当教員を中心に、取り出し指導の内容や方法の共有   取り出し指導の対象児童の状況等について検討●学級担任との連携 ●日本語指導担当教員が学級担任と学習内容について確認し、個別に指導した方がよ い内容と、在籍学級での一斉指導の中で担当が支援した方がよい内容を相談をして 決めている。●アセスメント(DLA)の実施 ●日本語指導担当教員が、東京都教育庁が実施するアセスメントの実施を見学し、評価 検討会議に参加し、DLAの実施方法を学ぶ。 月行い、日本語指導担当教員の学校を超えたネットワークづくりに努めている。 生かしている。  日本語指導推進ガイドライン 2-2 主な関係教職員の責務・役割等 ●日本語指導担当教員が学級担任と日本語指導教室での児童の生活や学習の様子につ いて連絡を取り合い、指導後の学習の成果や課題など、教室では見られない部分を学 級担任に知ってもらうようにしている。 ●DLAの結果については、学級担任、保護者、管理職と共有し、学級担任や保護者等の 認識との違いを確認する。改めて児童の日本語の能力を把握し、指導・支援の方針 を確認するとともに、日本語指導担当教員が指導計画の見直しをする際の資料の 一つとしている。●他の支援校との連携 ●世田谷区帰国・外国人相談室や支援校(小学校3校・中学校1校)との情報交換を毎 ●様々なケースにおける児童の指導方法や教材等の情報交換を行い、本校での指導に ●中学校での帰国生徒等の苦労や、高校進学への心構え等の支援方法を聞き、小学校 での指導が中学校や高校への進学にどのようにつながっていくのかを考えるよい機 会となっている。[ 支援校との連携 ]帰国・外国人教育相談だより(月1回発行)[ アセスメント ](DLA)の実施フィードバック の様子(10月)指導・支援の実際

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