東京都の少子化対策 2024
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2022年の都の出生数は全国1位で約12%を占める。都の合計特全国の出生数は、2022年に77万人となり統計史上初めて80万人2022年の都の合計特殊出生率は全国最低。出生数は足元では都の人口移動を見ると、20代は転入、30代は転出超過若年層が集中、特に25~29歳では全国の約15%が暮らしている005女12.7%男11.1%(人)転入超過転出超過2010 2015 2020 2021 2022(資料)厚生労働省「令和4年(2022)人口動態調査」、「平成17年(2005)人口動態調査」を基に作成80,00060,00040,00020,000-20,000-40,000(資料)総務省「住民基本台帳人口移動報告」を基に作成全国的に少子化が進む中、都の出生数は一定程度を維持を割り込んだ。2023年は更に下回る可能性減少傾向にあるものの、中期的には毎年10万人前後で推移殊出生率が最低だった2005年と比べ、全国に占める割合は上昇都は若年層の割合が高い(資料)厚生労働省「人口動態調査」及び東京都「人口動態統計」を基に作成2.16(1971年)2.02(1971年)1.24(1989年)19901995200020051.57(1989年)1.26(2005年)1.00(2005年)1.26(2022年)1.04(2022年)■都■全国全国に占める割合(カッコ内は2005年)年代別転入・転出者数の推移(都)出生数91,09757,3157.3%(7.2%)6.6%(6.3%)神奈川愛知56,49851,152区分割合20~24歳男12.1%男14.7%25~29歳女15.5%男13.9%30~34歳女14.4%35~39歳男13.1%女13.2%全人口女11.0%5.6%(5.6%)埼玉全国43,451770,759(合計特殊出生率)(出生数/ 万人)少子化の現状と取組の概要2.201.801.401.00200150100502,091,983人(全国・1973年)1970197519801985合計特殊出生率と出生数の推移(都・全国)1,005,721人(全国・2015年)770,759人(全国・2022年)91,097人(都・2022年)201020152020※ 日本人移動者のみ11.8%(9.1%)7.4%(7.2%)都道府県別の出生数(上位5都府県)2022年東京大阪20代転入超過上位①大阪府+5,469②神奈川県+4,649③愛知県+4,49830代転出超過上位①埼玉県▲5,595②神奈川県▲4,022③千葉県▲3,543+73,117(20代)▲8,127(40代)▲13,798(30代)(資料)総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査(令和5年1月1日現在)」を基に作成都の年代別人口割合(全国比)少子化の現状少子化が急速に進展する中、若年層が多く暮らす都の動向が一層重要に

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