チルドレンファーストの社会の実現に向けた子供政策強化の方針2024
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17歳「自尊感情」の得点高校2年生の○官民の連携により、学校内外で様々な体験活動を創出し、子供の豊か()・友達とともに寝食をして、生活に必要な力を身につけたり、自然との関わりを深めたりしたい(小学校高学年)・自分が気になる日本の技術や仕事、職業、ボランティアなどの体験や見学をしたい(中学生)・ドローンの操作体験や、プログラミングの作成体験など、近代の仕事についての体験をしたい(中学生)・生徒たちで内容を考えられる活動や、国際的なことに関連した活動が増えたらよいと思う(高校生)・運動会とは違う、いろいろなスポーツがある、スポーツ大会みたいなものをしたい(小学校低学年)・日本の伝統的なマナーや食事などを他の人に説明できるようになる体験(中学生)・音楽会や芸術鑑賞教室など、いま行っているものも含め、もっと音楽に触れる機会がほしい(小学校高学年)①現実の世界や生活などへの興味・関心、意欲の向上②問題発見や問題解決能力の育成③思考や理解の基盤づくり④教科等の「知」の総合化と実践化⑤自己との出会いと成就感や自尊感情の獲得⑥社会性や共に生きる力の育成⑦豊かな人間性や価値観の形成⑧基礎的な体力や心身の健康の保持増進(資料)文部科学省HP「体験活動の教育的意義」より(資料)東京都子供政策連携室「こども都庁モニター」(2023年12月)を基に作成自然体験は、自尊感情や外向性に、社会体験は、向学校的な意識(勉強・授業が楽しい)に、文化的体験は、多くの意識に良い影響12歳(小学校6年生)頃の自然体験の機会が多いほど、17歳(高校2年生)の自尊感情の得点が高い(資料)独立行政法人国立青少年教育振興機構「青少年の体験活動等に関する意識調査(令和4年度調査)」を基に作成(回答者は、全国の公立中学校2年生、公立全日制高等学校2年生)お祭りなど、地域で開催される行事に行くこと困っている人の手助けやごみ拾いなど、社会のために役立つ活動をすること山や森、川や海など、自然の中でできる様々な体験をすること学年のちがう子どもと遊んだり、大人と話したりすること商店(お店)や会社などで実際の職業を体験すること30.029.028.928.528.027.927.026.025.0少ない12歳(小学6年生)の頃の自然体験の機会29.4多い(資料)株式会社浜銀総合研究所(文部科学省委託調査)「令和2年度『体験活動等を通じた青少年自立支援プロジェクト』」報告書を基に作成など回答割合84.1%80.3%79.7%78.1%76.1%「とてもしたい」「少ししたい」(上位5項目)ボランティアスポーツ国際交流職業体験自然体験文化・芸能地域社会音楽中で、社会を生き抜く上で必要となる基礎的な能力を身に付けていくな育ちを社会全体でサポートしていく▶子供たちは、学校内外で体験機会の充実を望んでいる▶体験活動は、子供の成⾧に良い影響を及ぼす42政策強化の方向体験活動が子供の成⾧に及ぼす影響学校で増えてほしい体験活動多様な主体と連携し、子供のニーズや発達段階に応じた、様々な体験機会を創出学校外でしたい体験活動新たなリーディングプロジェクト<想定テーマ:子供の未来を育む「体験活動」の推進>○子供は、発達段階に応じて、多くの人と関わり体験や経験を積み重ねる

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