チルドレンファーストの社会の実現に向けた子供政策強化の方針2024
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事業者子供調査・研究、予防策の開発普及啓発データ収集●一元的に事故情報を収集して蓄積するシステムが必要●柔軟に開発できるよう、徐々にビルドアップしたほうが良い多くの保護者は、事故件数が減らない理由として「子供の行動が予想を超えているため」と回答●データベースがあれば、有用な情報に気づくことができる●社内の研修材料を作成する際、参考にしたい●色々な事故情報が検索できるといいと思う!●自分の年齢に合った事故情報を知りたい子供の行動が予想を超えているため気を付けていても偶然が重なるため危険なことが多すぎて予防策をやりきれない大人の見守りが不十分その他(資料)朝日新聞社「保護者の意見聴取報告書」(2024年3月)を基に作成050100150200(人)Q.子供の家庭内の事故による救急搬送件数が減らない理由は何だと思われますか。に的確にアクセスし利活用できるプラットフォームが必要声有識者環境づくりが重要・子供の事故による救急搬送人員数は近年ほぼ横ばいタイミングを捉え、効果的に予防策を展開していくことが必要子供の事故情報やデータが一元的に蓄積され、求める情報子供の行動特性等のエビデンスに基づく、事故が起きにくい熱中症や転落事故等の事故から子供を守るため、適切な32産官学民によるオープンデータベースの利活用や戦略的な情報発信等により、事故予防のサイクルを効果的に回し、子供の事故が起きにくい環境づくりを推進■機能的なオープンデータベースの構築■産官学民によるデータベースの利活用促進■エビデンス・ベースの事故予防策等の戦略的な発信●2024年度に一部公開予定のデータベースについて、情報・データの充実及びAI等の活用などにより、利便性を向上●データベースの認知度向上につながる効果的な普及啓発●事業者・研究者等による活用事例の発信や、製品開発等につながるアイデア募集など、データベースの利活用を促進●子供の行動特性の分析など、事故予防につながる基礎研究を推進し、予防策の開発・啓発に資する知見を探求●社会的なトピック等を踏まえ事故テーマを選定し、エビデンス・ベースの具体的な予防策を取りまとめ、事故が起きにくい環境づくりを促進●時宜を捉え、取組の成果を戦略的に発信し、社会全体で気運を醸成課題分析政策強化の方向

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