少子化対策の推進に向けた論点整理2025
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•大学時代の先輩と交際をし、同棲を経て結婚した。現在勤めている会社では既婚者に対する住宅補助が手厚いため、結婚のきっかけとなった。結婚という制度に対して懐疑的であり、自分が結婚をすることにも葛藤があったが、経済的なメリットも考慮して結婚した。•精神的、経済的な余裕がない、出産を機に自分のキャリアが中断してしまう、自分の持病を子供に遺伝させ•自分の家庭に経済的余裕がなかったこともあり、経済的な不自由がなくなる、あるいは出産時の身体的負•小さい子供はかわいいと思うが、出産は女性のみに身体的な負担が掛かり、子育てをする自信もないため、•現状の日本の社会情勢を踏まえると子供が生まれたとしても幸せになると思えない。社会がもっと明るく•結婚を理由に、以前の勤務先を辞めたいと考え、相手を見つけて結婚を前提に交際を開始し、同棲を3年半•元々子供は欲しかったが、病気が発覚し子供は諦めることとなった。友人を見ていても、子供がいる生活に•東京都は男女問わず働いている人が多いため、環境として結婚の意欲が湧きにくい印象がある。•趣味のブログを通じて出会った相手と交際を始め、東京と大阪の遠距離恋愛を続けていたが、30代後半に•パートナーの転勤が多く、大阪には親族もおらず頼れる人もいなかった。自分の幼少期に親の転勤が多く辛かったため、同じ思いを子供にも味わわせたくなかった。パートナーとともに東京に戻ってきたタイミングでは、既に子供を産める年齢ではなくなっていた。【グループ】特徴【女性③】既婚・子供なし・子供意欲なしNo.年代20代20代30代無職・家事40代40代無職・家事正規の社員・職員ーーー12ーーー34ーーー員ーーー5ーーー正規の社員・職員派遣・嘱託・契約社職業結婚願望交際経験婚活有無理想の子供数0人0人0人0人0人予定の子供数0人たくない、という理由から、子供を持ちたくないということはパートナーとも合意している。担やキャリアへの影響がなくなれば、子供を持ちたいと思うかもしれない。•友人の話を聞くと、マッチングアプリは多種多様な人と出会う可能性があるため、結婚相手を探す手段としては難易度が高いかもしれない。•自分と同じ勤務先に勤める叔父からの紹介で出会い、1年ほど交際して結婚した。パートナーは6歳年上で、結婚を前提に交際を始めた。0人子供を持ちたいとは思わない。パートナーは子供を欲しいと考えているため謝罪をしたこともある。なれば、子供を持ちたいと思うかもしれない。ほど経て結婚した。結婚に際しての障害は特になかった。0人•友人の子供と接する機会があるが、自分が30歳を超えた頃からかわいいと思えるようになった。•自分の身体的な特徴もあり、子供を産めない体であるため、子供を持つことは想像したことがない。パートナーにもその点は理解してもらっている。•20年ほど前に、共通の趣味のオンライン掲示板で知り合った相手と交際・同棲を経て結婚した。結婚に際し0人ての障害は特になかった。憧れがある。養子を迎えることも考えたが、裁判等にも費用が掛かるため、経済的な側面から断念した。入る頃に自分が会社を辞め、大阪に移住して入籍した。遠距離のため結婚式の準備等はパートナーの協力が得られにくく大変だったが、職場の理解もあり、退職・引き継ぎはスムーズにできた。•結婚するまで実家に暮らしており、自分の生活管理もままならないため、子育てをする自信がなく、子供を0人産むことは考えなかった。主な発言・意見77東京都「令和7年度若年層及び子育て世代を対象とした意識調査」

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