少子化対策の推進に向けた論点整理2025
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+6%以上✓約9割の保護者が✓肯定的な回答は対前年比で1.2ポイント増加特に「そう思う」の回答率が0.2ポイント増加都9875(万組)20181920※2024年については概数(資料)厚生労働省「人口動態調査」及び東京都「人口動態統計」を基に作成1015大学卒業者の就職率の向上など、若者の雇用環境が上向いています結婚や子供を持つことへの経済的な不安の軽減につながる「明るい兆し」ですコラム都内では、出生数の先行指標とも言われる婚姻数について、2024年の件数が前年から6%以上増加しています都は、一刻の猶予も許されないとの認識の下、「望む人が安心して子供を産み育てられる社会」の実現に向け、ライフステージを通じた切れ目のない政策を国に先駆けて展開してきました。少子化問題を取り巻く環境は、依然として厳しい状況にありますが、都内では、出生数の増加につながりうる「明るい兆し」が見えてきています婚姻率(全国・都)大学卒業者の就職率(全国)(2024年)東京都は全国1位東京都全国婚姻数の推移(都)98.0%7.6万組7.2万組過去最高水準都内民間企業に勤める男性の育業取得率は、50%を超えました既に働いている方だけでなく、就活生の8割以上が、「育業」を重視するなど、育業が”あたりまえ”になりつつあります都内に居住する子育て層の約9割が、住んでいる地域が子育てに良い場所であると思っています前年と比較しても、肯定的な回答割合が更に増加しています男性の育業取得率(都内民間)2025年:89.3%(速報値)10倍以上!54.8%Q.企業選択で、育業取得率や期間を重視する?「住んでいる地域が子育てに良い場所」であると回答重視する87.1%(「そう思う」・「どちらかといえばそう思う」の合計)就活生の企業選択の意識女性84.0%重視する男性コロナ禍(2020-23)(‰)(%)(資料)東京都「東京都男女雇用平等参画状況調査結果報告書」を基に作成※調査対象:3歳児、小学3年生、小学5年生、中学2年生、17歳の子供の保護者(資料)東京都「とうきょうこどもアンケート」を基に作成4.5%(資料)東京都「就職を予定する大学生等の「育業」に関する意識調査」を基に作成6.04.02.00.0※数値は概数(資料)厚生労働省「人口動態調査」を基に作成10097949188851996(資料)労働省「平成9年度大学等卒業者就職状況調査(平成10年4月1日現在)について」及び厚生労働省・文部科学省「大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況等調査」を基に作成2000052015住んでいる地域が子育てに良い場所であると思うと回答した人の割合(都)2023年:87.2%20242024年:88.1%8.57.56.5212223242025出生数の増加につながりうる「明るい兆し」5.74.0

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