子供へのヒアリングを通じた意見聴取に関する実践事例集
91/164

小学校1~3年生向け事業概要意見聴取意見反映フィードバック広報条例の学習、経験や思いの共有、テーマの抽出Step1・条例の理念等を子供の身近な出来事と紐づけて学習・経験や思いを子供の間で共有・ハンドブックで取り上げたい大切だと思ったテーマを話し合いで決定第二部子供へのヒアリング実践手法の紹介〈子供の経験・思い〉〈子供の意見〉・このコンテンツ例がいいと思う︕・条例は難しいから、楽しみながら条例を学べるページがあるといい。・「いかのおすし」(防犯の合言葉)はすごく大事だし、覚えやすい。〈子供の意見〉・最後に復習できるページがあるといい。(チェックリスト、クイズ)・遊べるページは後半がいいと思う。・相談先を知らないと自分で抱えこんじゃうから最後に入れる。・条例って何か分からない子がいっぱいいるから、「条例とは何かが書いてあるページ」を最初に入れる。〈子供が決めた各ページのテーマ〉〈子供が話し合いで決めた構成案〉〈子供が選択したコンテンツ例〉標語シートを選択質問例︓最近学校や家でどんなことがあったかな︖Step2コンテンツ検討・コンテンツ例(小学校1〜3年生向け:楽しみながら基本理念を理解できるゲーム性のあるコンテンツ)を提示・コンテンツ例を基に意見交換し、子供がハンドブックで使用したいコンテンツ例を選択質問例︓友達にも条例を楽しく理解してもらうにはどんな内容がいいかな︖Step3構成検討・Step2で選択したコンテンツ例を子供が並べ替え質問例︓どんなコンテンツの順番だったら読みやすいかな︖※ゲーム(迷路や間違い探し)、条例説明、クイズ(条例をクイズで説明)等10種類程度のコンテンツ例を提示〈子供が大切だと思った内容〉子供の安全安心や子供の遊び場が大事だと思う。〈コンテンツ例〉〈ページ構成補助シート〉・交通安全の旗を持って立っていてくれるのが安心する。・いじめを受けたり学校に行けない子がいける場所が必要。・海外の人と触れ合う機会がある。・公園が少ないので、みんなで遊べる公園を作ってほしい。・成長するまで助けてくれるのがいい。91①表紙②条例説明③間違い探し④いかのおすし(標語)⑤クイズ、相談窓口遊べる場所悩み・相談成長安心する所があるこんな街になったらいいな事例2︓事業の企画段階におけるヒアリング(東京都こども基本条例ハンドブック)

元のページ  ../index.html#91

このブックを見る