子供へのヒアリングを通じた意見聴取に関する実践事例集
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2~5ーー事業概要意見聴取意見反映フィードバック広報(7)意見反映ア年齢・発達段階に応じたハンドブックの制作手順(一覧)第二部子供へのヒアリング実践手法の紹介Step項目特徴小学校1〜3年生小学校4〜6年生中高生871条例学習・条例の理解が難しい年齢区分のため、条例内容・コンテンツ・構成・内容詳細を検討6デザイン備考・デザインを中心に作成・コンテンツ例を提示して議論イラストレーター選定を身近な出来事と紐づけて学習①コンテンツコンテンツ例からハンドブックで取り上げるコンテンツを選択(例︓クイズ、標語)②構成選択したコンテンツを並び替え(例︓最終ページにクイズ)③内容条例の内容に合わせてコンテンツの内容を検討(例︓クイズの内容を検討)④内容詳細コンテンツ内容の詳細を検討(例︓○×やはい・いいえ等クイズの回答方法を検討)・子供の作成したアバターが登場する等、子供の描いた絵を取り入れた・色も子供が決定(例︓色鉛筆風)・イラスト(動物や花を入れたい)や多様性(外国人の子を入れたい)の意見も反映・白紙から具体的な内容を検討することが難しいため、初めにコンテンツ例を選択・友達にも楽しく条例を理解してもらうための工夫を考える等、親しみやすい議題で議論・内容を中心に作成・コンテンツ例の提示と白紙からの議論の両方・条例を理解できる年齢区分のため、条例を読み、自身の経験と関連付けて内容を学習①内容ハンドブックで伝えたいことを条例に紐づけて議論。テーマ決定後、内容を議論(例︓悩み)②コンテンツコンテンツ例を参考に内容(テーマ)に合ったコンテンツを検討(例︓4コマ漫画)③構成コンテンツの並び順を検討(例︓3ページ目に4コマ漫画)④内容詳細コンテンツ内容に自らの経験を反映(例︓4コマ漫画のストーリーを経験から作成)・子供の意見や描いた絵をイラストレーターがイラスト化したり、子供の意見の要素(太陽、鬼ごっこの様子等)をデザインに取り入れた・漫画のセリフや表情、アイコン等にも意見反映・白紙から具体的な内容を検討することが難しいが、ファシリテートがあれば内容を考えることができるため、初めにテーマや内容を決定・取り組みたいことや興味関心が明確なため、本人の意向に配慮して制作を進めた・イラストレーターの選定から子供が関与・白紙から議論・条例や条例の理念を学習後、関心のある条文を用いて議論条例のイメージと合致するイラストレーターを投票で選定①内容白紙から内容を検討(例︓ハンドブックで伝えたい内容を白紙にラフスケッチ)②構成作成したラフスケッチを基にハンドブックのストーリー(テーマ)を検討③内容詳細・子供が登場人物のイメージを作成し、イラストレーターがイラスト化・各ページのテキスト(文章)やキャッチコピーを自身の経験を取り入れて作成・子供が白紙に描いたラフスケッチをイラストレーターがイラスト化・子供が描いた絵や意見をイラスト化し掲載・白紙からハンドブックの具体的内容を検討・障がいのある子や外国人の子、女子のパンツスタイル制服等の多様性に関する意見を反映・中高生が好む画集のような冊子に事例2︓事業の企画段階におけるヒアリング(東京都こども基本条例ハンドブック)

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